早わかり中東&イスラーム世界史
ここ最近、ニュースとかでよく中東の話が出てくるので、いったいどういうところなんだろって思って簡単に読める本を買ってみました。
本の内容として、古代から現代までをかるーく触れてるだけって感じでさらさらと読めます。実際、読み始めてから、3日くらいで読み終えました。ただ、理解してるかどうかは不明。
結局、ここ最近の中東情勢がおかしくなったのって、ドイツとイギリスの覇権争いの第一次世界大戦時くらいからが原因なんだろうなぁと思います。そこから、ヨーロッパ的なnationの考え方が入ってきて、いろいろとややこしいことになったんだろうなぁと。その上、イギリスの2枚舌外交。ここらが原因。最近だと、アメリカの介入しすぎってのもある気がするなぁ。
そういや、ここ最近、ロシアとアメリカがにらみ合いしてる、グルジアもイスラム系の国らしいし、チェチェンもそうらしいから、やっぱ、中東のことに関しては、ある程度知識をもっとかなって思わされました。
それにしてもだ、中東の古代から、近代までを一度勉強してみたいなって思いました。ここいらの時期って、中東の国が一番勢いがあって、文明的にも発展してた時期だから読んでていろいろ発見ありそうだし。
そんなことを思わされた本でした。
本としては、読みやすくて、ある程度の感じはつかめます。特に、古代から近代にかけては。現代は、ややこしすぎて、理解しにくいです。なんであんなにややこしくなったんだろって考えさせられます。昔みたいに、宗教国家みたいな形にもどせたら、少しはよくなるんじゃないかなぁって思ったり思わなかったり...。
ここいらは、いろいろとややこしい話になりそうなので、一度きちんと勉強して、自分なりの知識を固めてから、考えてみたいと思ってます。
- 作者: 宮崎正勝
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2006/05/24
- メディア: 単行本
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