金属のふしぎ
ちょっと興味あったので買ってみました。
うーん、わかりやすく書いてるんですが、ある程度知識ないと難しいなぁという感想です。
必要に追われて読むような本でもないし...。
なんというか、一般向け狙いすぎてる感じがしましたねぇ。
この本のいいところは、
金属全般についてわかりやすく書いてあるところです。
赤金、青金、白金、黒金の由来とかを書いてあったり、
刀の構造について触れてたり、
原発のウランや、プルトニウムに触れたりしてます。
ほんと、簡単にいろいろ触れてる本って感じです。
雑学書みたいな感じかなぁ。
個人的に、仕事で金属を扱う人なので、勉強になりましたが、
興味をもったのは、その金属の昔の使われ方とかでした。
奈良の大仏、昔金メッキしてたけど、
そのために、めっき処理に水銀つかってて、そのために、水銀の毒が...。
とかの考察は面白かったなぁ。
あとは、昔のローマ帝国の偉いサンが、鉛の器でワイン飲んでたとか
って話もありましたねぇ。
レアメタルの話にも触れてるので、立ち読み程度でいいので本屋で見つけたら読んでみてもいいかもです。
金属のふしぎ 地球はメタルでできている!楽しく学ぶ金属学の基礎 (サイエンス・アイ新書)
- 作者: 齋藤勝裕
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2008/06/17
- メディア: 新書
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