ワールド・オブ・ライズ
うーん、重い。
この冬見た中では、まだましなほうですが....。
ただ、虚虚実実の戦いなのかなぁと思わされます。
味方同士ですら、ばかしあってるんだから、どれだけ大変なことか....。
最後の終わり方も、あきらかにハッピーエンドの終わり方じゃなかった分、すごく納得いきますねぇ。たしかに、狙いの人物を捕まえたところで、終わるのですが、それが起こるまでの紆余曲折、それに加えて、化かしあいのやり取りが、かなり面白かったです。
ただ、凄惨な表現が多少あるので、ちょっと目を背けたりしましたねぇ。
結局のところ、序盤にまいた種がもとに、解決に向かうんですが.....。
思うに、ハイテクの限界を描いているようであり、さらに、アメリカの今やっている中東政策を非難しているようにも見える。別の見方をすれば、中東の今のやり方批判にも見えるんですよね。
うーん、結局何が言いたかったのかは、おそらく、中東では、うそのつきあい、化かしあいというのを描きたかったのでしょうか。
ちょっと自分には、理解に苦しみますねぇ。
主演のディカプリオは、いい感じでした。ちょっと中東ぽい人にはさすがに見えないのが残念ですねぇ。いっそのこと、別の人が主演のほうがよかったのかもしれない。中東系の役者あたりを持ってくるとよかったんですけどねぇ。
不満は、いたるところにありますが、かなりシュールで重い映画かなぁと思います。テーマ自体が重いのもなぁ。
ただ、わかるのは、中東の話題のは、基本重いのばっかりな気がしてきました。
さて、次は何を見に行こうかなぁ。
やっぱ、チェ?