Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

剣岳 点の記

壮大な映画です。
もう風景見るだけで十分元がとれます。オススメです。

自分も登山しにいきてえなって思えるくらい。ああいう景色を見てみたいと思わされます。

話としては、すごく簡潔で、しかもきちんと伏線回収もばっちりなんです。そして、話は淡々と進むという感じで.....。
メンツばかり重んじる人たちがどうも好きになれませんね。

以下ネタばれ注意
この話、前人未到の地という話でどんどん進んでいくんですが、実は最後に大きなオチがつきます。ただ、その伏線は中盤あたりできちんと言ってたりするんですよね。とういうオチかは、Wikipediaで 剣岳 を調べればわかります。

ただ、そのあたりの話はすごく面白いなと思えてきます。
前人未到といってるのは、ただ単に記録に残ってないだけで、実際には行ったことのある人がいるとかというのはロマンを感じますねぇ。自分たちより以前に同じように考え、そして、やってきた人がいるというのはすごく深いなぁと思います。

この映画の中で印象的な言葉がひとつ
「何をするかではなく、何のためにするか」
これて、結果ばかり求める世の中に対する、警告のように思えます。何のためにつまり、どういう目的があってやったのか。これがすごく大事。狙いはなんなのか。これって、学校では教えてくれないことなのかもしれないですね。(働き始めると、上司やらOJTやらにがんがんに言われますけど......)。
山に関する言葉というのは、人生に影響を与えるくらいおもしろい言葉が多い気がします。