昨今、世界情勢が良く見えないところもあるので、いろいろと勉強してるなかで見つけた本。
読んでみて思ったのは、対談形式となっているので非常に読みやすいです。
高校・大学の受験勉強のものと考えるのか?それとも、現代の絡まった糸を解く道標とするのか?
それは歴史を捉え方一つなのかもと思います。
興味深かったのは、イスラムのところです。
イスラムとヨーロッパのところが面白いというか、勉強になりました。高校のとき、大学のときとあまり世界史というか歴史自体を勉強していなかったので、ためになったかな。
オスマン帝国や、ペルシャ帝国あたりはキーになっていきそうなので、他の本を読んでみようかなと。
トルコとイランが違うルーツをもって、おのおのが昔の領土を取り戻したいという願望を持ち続けているというのが面白い。ここらのところが、イスラム国の話とつながっていくわけですからね。
それと、中国習近平の目指すのは明王朝。だから、その論理をもって海洋主権を主張しているとか、なるほどとうならせてくれます。
複雑すぎて一度紐解くために、ここらあたりの本を読んでみて整理してみてもいいのかもしれないと考えてます。
歴史については、偏った知識となっているので、選り好みせずにいろいろと読み漁っていきたいものです。