予知夢/東野圭吾 ~よくいろんなトリックを思い浮かぶものだわと感心してしまいます~
ガリレオシリーズ。
あれやこれやで読み続けてます。順番はぐじゃぐじゃですが。
これで6冊目ですか。。。
残っているのは残り1つくらいかな?
面白いので、早く出て欲しいものです。文庫本しか買う気が起きないのもありますが。。。これはたぶん本の買いすぎが原因ですね。単行本を買ってると金と場所がもたないです。
でも、一番売れるのが文庫本のようなので、自分みたいな人もきっと多いことなんでしょう。
最後の「予知る」の話。
不倫が原因の殺人事件の話になりますが、そのトリックにER流体というものをつかっていて面白い。
http://www.ertec.jp/←このURLを見たほうがイメージわきやすいかも。
電気を流すと固まり、電気を止めると流体になるという不思議な材料。たしか、昔欧州の車メーカーのサスペンションでつかわれたことがあったみたいです。走りにあわせてサスペンションを切り替えることができるようで。
こういう新しい技術を見て、どういうことに使おうか?と考えてたときに悪いほうに考えてしまうというのがね。。。もったいない。
面白い技術だったり、新しい技術だからこそ、世の中に出してよりよい生活ができるように活用してもらいたいのに。。。なんかなぁ。
魔が差すということなんでしょうね。。。
まぁ、「予知る」の話は、最後のほうは破綻への道の話になってしまい、悲劇的な最期を予兆するような終わり方になってますしね。事件解決して万事OKとならないところもガリレオらしいかなぁとも思えてきます。
他の推理本あたりに手をだそうかなぁ。森博嗣に手をだしてもいいのかもしれない。。。