Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

低炭素社会/小宮山宏 〰結局はCO2低減につながる話です。〰

地球の温暖化が進んでいます。その影響は、多岐にわたります。

  • 気温の上昇
  • 気候の変化
  • 海水面の上昇
  • マラリアの範囲の拡大
  • 台風・竜巻の巨大化  ・・・ などなど。

(参照URL:地球温暖化 - Wikipedia

 

この原因とされているのが、CO2(二酸化炭素)です。

二酸化炭素の低減することで、地球温暖化にストップをかけるということで、京都議定書がでたり、低炭素社会へという活動がでてきています。

現に、トヨタでは他社に先駆けて環境チャレンジ2050に低炭素な車づくりを目指すと宣言しています。

www.toyota.co.jp

 

CO2を低減するには

CO2を低減するには、2パターンあります。

  1. CO2の発生量を低減する
  2. CO2の吸収量を増やす

CO2の発生量を減らすには

再生可能エネルギー太陽光発電地熱発電等)の活用。

エネルギーを有限のものと考え、徹底的に有効活用する。熱エネルギーというのは最後の形であり、その前に電気や動力エネルギーとして十分に活用する必要がある。

車のエンジンもガソリンのもつエネルギーの20%程度しか活用しきれておらず、残りの80%は熱となっている。一部はヒーターなどに使われているが、ほとんどは廃棄している。

エコキュートエネファームとかのより効率よく活用できる仕組みをもつことが大切。

 

(参考) エコキュートエコキュート - Wikipedia

       ヒートポンプの技術を利用。冷却に強み

     エネファームエネファーム - Wikipedia

        燃料電池の技術を利用。暖房に強み

     どちらが主流になるかは、使われる土地と企業の努力次第。

 

石油のエネルギーを熱エネルギーにするのは、最後として、徹底的に動力源や電気として使い倒し、そののちに熱として使用する。熱としてもすてるのではなく、蓄熱技術を活用して、捨てる熱すらも再利用する。

 

CO2の吸収量を増やすには

現在、砂漠や荒れ地となっているところに、植樹を行い、森林を増やす。そうすることで、樹木の光合成によりCO2の吸収量を増やす。

 

組織の理想的な形

あらゆる組織の理想は自律分散協調系と書いてあります。

一人ひとり、一つひとつの要素は勝手に動きながら、必要に応じて全体のバランスが取れているのが自律分散協調系の概念で、さまざまな精密機器の制御などにもこの概念が応用されています。

〰中略〰

各自が自律分散しながら、全体としては協調する必要がある。これはあらゆる社会の組織において共通する考えではないかと思います。

いろんな組織が、すべて1つの目標に対して、自律的に、協調しながら物事に取り組んでいく。そういう組織になっていくべき。

 

こう見ていくと、車の燃費向上技術でされていることって、いろいろと活用できるのだなぁと。逆に今されている省エネ技術が車のほうにもっていかれることもあるんだろうなぁ。

低炭素社会 (幻冬舎新書)

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