Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

We are 宇宙兄弟/モーニング編集部×門倉紫麻 〰宇宙にはいってみたいなぁ〰

昔なりたかった職業の1つとして、宇宙飛行士があります。

 

宇宙飛行士の募集要項の主なものはこんな感じ。

  • 視力 両眼とも矯正視力1.0以上、色覚と聴力が正常であること
  • 血圧 最高血圧140mmHg以下 最低血圧90mmHg以下
  • 体重 50㎏〰95㎏
  • 身長 158㎝以上190㎝以下
  • 日本国籍を有すること
  • 大学(自然科学系)卒業以上であること
  • 自然科学系分野における研究、設計、開発、製造、運用等に3年以上の実務経験を有すること
  • 宇宙飛行士としての訓練活動、幅広い分野の宇宙飛行活動等に円滑かつ柔軟に対応できる能力(科学知識、技術等)を有すること。

などなど。。。。

 これを見ると、健康優良児でかつ、学力も必要、さらには体力もいる。スーパーマンですね。。。

 

自分自身は一度体を壊してから、この夢はあきらめました。おそらくなれないでしょうね。宇宙に行こうとするなら、大金持ちになって、宇宙に行くくらいしかなさそう。

宇宙飛行士そのものになりたかったわけではなく、宇宙にまつわる仕事がしたかった。特に、下町ロケットのようなロケットとかね。。。

いまは、まったく違うジャンルのところで働いていますが、そちらのほうが面白いことも多いので、まぁいいのかなぁとも思ってます。

 

でも、宇宙にいって初めて船外活動をするときに、無重力なのをわかっているのに、落ちると思って手すりを強く持ってしまうとか、面白いなぁと。その姿が目に浮かぶので、自分でも経験してみたいかなとも思ってしまいます。

 

この本の出版時には、宇宙にいった人は、8名。

しかも、この宇宙飛行士になれる人は、3名の募集時に960名超。約320倍。このあまりにも狭き門を乗り越えていった人というのがすごい。

 

この本では、宇宙飛行士や宇宙にまつわる仕事(特に、JAXA)をしている方にインタビューをしています。

その中で、いろいろと印象的なところはありますが、宇宙飛行士になるのに一番重要なのは、味方をつくることのようです。特に、家族。自分が将来何をしたいのか、それを理解してもらえていると、募集があったりすると、教えてくれる。。。

この身内や仲間の協力というのが強いんだろうなぁと思います。

 

 あとは、いろいろと考え方とかを書いていますが、やはり前向きなことが大切なようです。ネガティブに考えるというよりも、失敗をしたら失敗と受け入れて、次に進めていかないと、さらなる大きな失敗につながる。

失敗を起こしたときに、いかにリカバリーをするか?それが重要な素質であり、これが求められている気がします。

 

 印象的な言葉

NASAでよく言われる言葉のようです。

  • Big Capture
  • Think ahead
  • Know your job, do your job
  • 逃げ道をのこせ
  • You have to look good than feel good

この中の逃げ道を残せというのは、印象的です。交渉事で相手を徹底的に叩きのめすのではなく、逃げ道を用意して、相手のことも考えてあげることが、チーム力向上につながるようです。

 

読んでると、宇宙飛行士という仕事は、体育会系の仕事なのかも。。。とも思えてきます。

We are 宇宙兄弟 宇宙飛行士の底力 (講談社+α新書)

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