Otra célula del cerebro

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地図で読む戦国時代/「歴史ミステリー」倶楽部 ~歴史を読むのっていろいろと面白い~

歴史を地図とともに読む。

頭の中で地図を思い浮かべながら、歴史を学んだことを思い出します。ただ、詳細な地形はわからないので、おおまかな位置関係だけ正しいだけの妄想レベルでしたが。。。

小説を読んでいても、歴史物を読むときは、いまいち位置関係がわからないと、google map で一生懸命地図を調べたりしてますからね。

どうも、地名だけかかれても理解が進まないのに、地図もあると、理解が進むというのが大きいですね。

 

この本を読んで意外に思うのが、厳島の戦い桶狭間の戦い、さらには長篠の戦いの巧妙な戦いっぷりのところでしょうか。

厳島の戦い:険しい弥山をこえての襲撃。毛利元就の相手の想定を上回る戦いっぷり。

桶狭間の戦い織田信長今川義元を打ち破った戦い。よく攻め込めたなということ。最新だと、迂回ルートでの襲撃ではなく、中島砦を経由しての正面奇襲攻撃(豪雨の中)だったということ。前哨戦でうまく相手の眼をごまかしたのかもしれません。

長篠の戦い:鉄砲の3段構えでの信長軍圧勝のイメージがありますが、その前の酒井忠次長篠城救援。これが武田勝頼を追い込んだ。酒井忠次の攻撃ルートが山越えルートで大幅に迂回。

 

こういう戦いに関しては、戦術レベルや戦略レベルで、お互いの立場でどう行動するべきだったのか?というのを考えながら、読み解いたりしていくと、より理解が深まり、そして、実際の状況での応用力がつくのかな?とも思ったりします。

そんなことを考えてたら、2008年、2010年にNHKで「名将の采配」という番組をやっていたのを思い出しました。

名将の采配 - Wikipedia

cgi2.nhk.or.jp

これ面白かったんだよなぁ。

楽しみで見てたし、ザマの戦いや長篠の戦いは、よくそういう判断できたなとしか思えないし。。。

 

世界史の本を読むときも、いろいろと調べながら読んだほうがよさそうですね。。。

 

地図で読む戦国時代: 90分でわかる!乱世から統一へ「150年の軌跡」 (知的生きかた文庫)

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