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Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

1Q84 Book3<10月-12月>前編/村上春樹 ~Book2までが助走と思えるくらい面白くなってきた!~

 Book2で起こったことの続きが始まる。

青豆と天吾と追跡者である牛河。この3人の話が交互に進んでいく。

青豆は隠れ家で息をひそめ、天吾は意識不明となった父親のもとへ。そして、その二人に牛河が徐々に近づいていく。

 

この流れが非常に面白い。

特に追跡者が時間に追われ、そして、自由にできる金の少ない中、いろいろと動きまくり、青豆の支援者に勘付かれそうになったりしている。

青豆と天吾の接点について調べ始め、小学校3,4年で同じクラスであったことに興味を引く。ここらを立証していくのに、いろいろとヒアリングを重ねていくところもいい。取材風景を見ているようで。

実際は違うんでしょうけどね。

その過程で青豆の名前も明確になるし。。。青豆雅美。この名前をどうして早めに出さなかったんだろう。

 

その中で、NHKの集金人物。これが思いのほかキーパーソンのような気がします。

殻の中に閉じこもっている青豆を世の中に引きずりだすための。

あなたはいつまでもそこに隠れて、逃げおおせることができると考えておられる。いいですよ、隠れていらっしゃい。しかしどれほどこっそり息を潜めても、そのうちに誰かが必ずあなたを見つけ出します。

この言葉も、それを暗に示しているような。見つけ出すのが、リトルピープルなのか、牛河なのか、どちらなんだろう。

 

この中で、じっくり物事を考えている青豆がかなり重要なことに気が付いたりしてます。青豆の妊娠、それに階段を逆に上るという考え方。これがどういう話につながっていくのか?というのもいいかな。

特に、階段を逆に上るという1Q84の世界に入ったところを探すという考え。これは面白いなと。

でも、天吾はどこで1Q84に入り込んだかというのが気になりますが。。。

 

青豆と天吾、牛河がほぼ同じ圏内にいる状態。ここからどう状況が進んでいくのか?

青豆と天吾はどのようにして出会うのか?そして、復帰してきた小松。これがどういう役割を果たしていくのか?6巻ではこれらが気になります。 

まだ謎が残ってますので、近いうちに購入して読むことにしよう。

1Q84〈BOOK3〉10月‐12月〈前編〉 (新潮文庫)

1Q84〈BOOK3〉10月‐12月〈前編〉 (新潮文庫)