最終ポイントでの攻防。
それ以上に、悲しい物語といってもいいのかもしれませんが。。。
この巻は、マリーダさんのための話といってもおかしくないくらいですね。
マリーダさんとバナージの共闘が見られるし、お互い助け合うしと。。。
フルフロンタルの戦いで、マリーダさんがかろうじて上回ったと思ったら、いかりや嫉妬にとらわれていた人から、周りの人を助けるために犠牲になったりと。。。
それと、武器たくさんのフルアーマーガンダムUCの無双ぷりもすごい。このシーンをガンダム無双でやってみたい。もうあるのかもだけど。。。
ただ、読んでけば読んでいくほど、人の想いを形にするロボット、ガンダムUC。
そういってもおかしくないと思えてきます。操縦しているというよりも、思っているように動く装置。まるでロボットが人と融合していると思うがばかりの。
連戦の中ででてきたローゼンズールが繰り出したガンダムUCの対抗策。これは面白いアイデアだなぁと。
相手のいいところを消すという戦術としては優れているところ。ただ、その想定以上のことが起こると、パニックになるのを見ると。。。
最後に、ガンダムUCを読んでけば読んでいくほど、ドラゴンボールじゃないか?とか、幽遊白書じゃないか?とかと思えてきます。
なんつうか、ロボットの枠を超えて、人々の想いだけで闘う姿が描写されていきますとね。。。
努力根性だけで、人智を超えた能力がでる。設定としては、面白いけど。。。
さて、残り1巻。ラプラスの箱はどうなのか?フル・フロンタルの正体は?袖付きの裏幕はどう動くのか?
ローナンやマーサがどう動くのか?ブライト艦長の出番は?と気になる点がたくさんでてきてます。これだけのことを回収しきれるのかなぁ。。。
機動戦士ガンダムUC(9)虹の彼方に(上) (角川スニーカー文庫)
- 作者: 福井 晴敏,美樹本晴彦
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/03/31
- メディア: 文庫
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