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Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

侠飯/福澤徹三 ~ドラマ見てないけど、ドラマ見ないと!1話から見てないのが非常に痛い~

面白い!

これは、2巻、3巻を読んでみないと!と思わされる作品。目の付け所が斬新。

柳刃の見た目と料理に詳しく、きれい好きというギャップが面白すぎる。

柳刃と火野のコンビもさることながら、就活に失敗し続けている良太やその周囲の人たちが徐々に成長していくところがいい。

最後に、どんでん返しというかネタ晴らしもありますし。

これは、ドラマ見てないけど、ドラマ見ないと!と思って、すぐ予約。。。

 

柳刃のいう言葉にも深みがあるので、そこらもいいなと思うことがあります。

なら、自分が仕事にむくようになるのが筋なんじゃないか

 

いや、物事にはすべて裏がある。光を強くすれば影が濃くなるように、光だけの世界もなければ、闇だけの世界もない。すべては表裏一体だ

 

こだわるところと、そうでないところの使いわけであって、手を抜くという意味じゃない。仕事そのものには、ぜったいにこだわりが必要だ。面倒なことを避けて通る奴は成長しない。あえて面倒なことにこだわる姿勢が創意工夫を生み、他者との差を作る

 

火野もいい言葉言ってますね。。。

うまくいえねえが、自分の弱さを認めるってのは勇気がいる

 

この世でいちばん旨いものは、体を張らなきゃ食えねえって

 

料理のうんちくも多々あり、作者の料理への思い入れも思わされます。

缶ビールのことが一番衝撃かなぁ。

缶ビールはグラスに注ぐのを前提に作られているから、そのまま呑むと炭酸がきつい。グラスに注ぐことで、泡もたって口当たりがよくなる。缶は金属の匂いもするし吞み口がちいさいから、ビールのうまさがじゅうぶんに味わえない

 

グラスに注ぐと、泡が蓋になって酸化も防ぐんだ

納得することも多々ある。手軽さから缶ビールでそのまま飲むと、どうしてもあんまり呑めなかったんですよね。それに炭酸が強すぎてなかなか呑めない。その答えがここにあるのかと思わされた次第です。

昔瓶ビールでそのまま飲むことをやってましたが、それも同じ理由なんでしょうねぇ。

 

面倒くさがらずにひと手間加える。それだけで口に入れるものがおいしく感じるのであれば、いいのかもしれないとそう思わされます。

 

最後にでてきた冷や飯の茶漬けはおいしそうだなぁ。やってみたい気もするけど、結構勇気いりますね。。。それよりも、にんにくのホイル焼きうまそう。やってみてもいいかも。

でも、次の日はにんにくの匂いが残りそうだから、週末限定ですね。。。

侠飯 (文春文庫)

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