先送りせずにすぐやる人に変わる方法/佐々木正悟 ~少しづつの進化。それが一番無理がないのかもしれない~
面倒な仕事をついつい先送りして、気が付けば仕事が山のように積み重なってしまって、ひどい状況になることが多々。
そのときの心理状況を考えると、本書に書いてある内容に結構当てはまることが多々。
情けないのかなんなのか。。。
入ってきた仕事やフォローされた仕事を優先するあまり、ほかの仕事が溜まっていくという悪いループにはまっている気がします。
というより、仕事量がべらぼうに増えていってるから、それに対応しきれていないだけな気もしてならないというところですが。。。
他責に考えるよりは、自責で考えて、より自分の仕事の進め方の改善につなげるのも1つの手だと思っています。この考え方は、一歩間違えると、自分を追い込むから怖いんですけど、いきなり他責で考えるのはまずいな。。。というところもありますので。
ただ、ボリュームの多い仕事に対しては、参考になる感があります。何をやるかわからないとついついエイヤッと動いてしまいますが、それが原因なのかもしれないかなと。
「とりあえずやる」というのは心の衝動を満足させているだけで、仕事が進んでいるかどうかはまた別の問題なのです。
「とりあえず」をやらずにするには、どうするか?仕事を分解して、一つ一つを小さいハードルに変えるということが大切。
タスクリストを構造化することが必要です。タスクリストの構造化とは作業の順番や段取りをハッキリさせる、ということです。仕事を正しくすぐにやるために、まず構造化、階層化してみましょう。
あと、新しいことをやるのに常に敵になるのがコレ。なかなか新しいことがやれない、できないということが多々あります。やっぱり、現状維持というのは気楽なところがありますから。一気に変えてしまいたいのですが、そこはぐっとこらえる必要があります。
「現状を維持しながら動き始める」という方法がいいでしょう。たとえば、外に行ってジョギングするのが嫌なら、まず歩いてみる。現状からの変化を小さいものにするというわけです。
徐々に変わっていく、というのが一番いいんじゃないかなと。それが常に新しいものを取り入れていくことができる人になる第一歩じゃないかなと。
とはいえ、仕事とか大変なことはやらされ感だしていると大変なので、楽しむという姿勢が大事なのかなと思います。
これは「まったく同じ行為をするにしても、面白い心理、面白くない心理、のどちらででもできる」ということを教えてくれます。
やっぱり、一日の大半を使う仕事については、楽しむようにしないと、つらいですもんね。楽しむ。。。なかなか難しいところになりますが。。。
先送りせずにすぐやる人に変わる方法 (中経の文庫 さ 17-1)
- 作者: 佐々木正悟
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
- 発売日: 2011/11/25
- メディア: 文庫
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