上巻が面白かったので、下巻へ。
移行期というのはつらそうだなと。。。
いままでの性別から徐々に別の性別へと移行するのはつらそうだなと。見た目もだけど、行動や声も変えていかないといけない。
そういうのを思うと、大変だなと。。。
でも、ふと考えてみると、自分たちは同じ生活をしているようで、徐々に変わっていく自分自身に合わせて変わっているのだから、この変化というのは徐々にではなく、急激という言葉がいいくらいの変化なのかもしれない。
親へのカミングアウトとかも大変だろうし。。。そう思うと、ものすごいハードルを越えていっているのを見ると、覚悟というものがすごいなと思う。
印象的だったのが一つ。
著者が京都の友人と会った時のところでの言葉。
彼いわく、「女に見えない、てゆーか女装にも見えない。だから別にキモくもない。ほとんど変わってない」のだと。
実は、こういう反応するのは彼だけじゃなくて、私の友だちはわりとみんなこんな感じだった。私はもともと女っぽいかっこうをしてたから、薄く化粧したくらいじゃほとんど変わらないみたい。
だから、もっと、女!!って感じをイメージして会ってみたら、ぜんぜん変わってなくて拍子抜けするらしい。
そうは言っても、私はきちんとオーエルやれている。
つまり、昔の友達が見ると今まで通りオトコにしか見えないが、初めて会う人から見ると女にしか見えないのだ。
男と女の境界線なんていいかんげんなもんですよー、まったく。
男と女の境界線なんて見た目だけではないんですね。
いままでの経緯というか、付き合いがあるかどうかでわかるところもあるでしょうし、なかなか難しいだろうなぁというのが印象です。
アスリートの世界でも同じような議論がされているようで。。。
こちらは生物学的にどうだ?とかの話になっているようで、ホルモンだ、遺伝子が。。。などいろいろと試行錯誤のようです。一体何が正しいのか、よくわからなくなりそうです。 www.lifehacker.jp
さて、能町みね子さんの本、購入したラスト一冊も一気に読み切るかな。。。