潰れない生き方/高橋克徳 ~潰れためには、あせっちゃだめで、あきらめないことか。。。~
潰れてしまい、メンタルで休む方が周りからでると、かなりのショックを受けます。あとは、転職していったりとかね。。。
理由がどうであれ、そういう状況に追い込まれていったというのを気づけなかった自分というのをダメじゃないのか?と考えたりすることもあります。
まぁ、自分自身も潰れてはならないので、あまり気にしないようにしてはいますが。。。
潰れない生き方で大事なのは、本書では次のことを書いてます。
あせらず、くらべず、あきらめず。そして、褒めてあげること
このことは大事だなと。他人と比べてしまうからあせってしまって、自分はダメだなとあきらめてしまう。
自信がなくなると、心って折れやすくなる感じがします。
また、これも大切だと思います。
自分で自分を追い込まない、自分で自分を潰さないということです。
自分自身に厳しい人がいきなりダメになっていくのも見たことがあるのですが、それもまさしく自分自身が自分を追い込んでいたんだなと。。。
そして、この本読んでて、一番共感したのが次のここ。
自分がつらい立場になったとしても、”受け流す”技術が必要。その技術は次の2つからなります。
- その仕事をしていくうえで最優先すべきことがわかっていて、だからこそたくさんの要求の中でも外してはいけないこと、放っておいても大きな問題が起きないことを見極めることができるということです。
- 自分自身の限界を知っているということも大切です。これ以上の仕事を抱えたら、仕事がパンクする。自分でも仕事が雑になるし、精神的にも肉体的にも追い込まれて、あせって仕事がうまくいかなくなる。そんな限界点を知っておくことも必要です。
勘所をつかむのが肝要なんでしょうが、それでも自分のキャパを見極めることも大切なんだなと。
それを今までの経験の中で挫折やらなんやらを味わっていれば、限界というのを自ずとわかっているのかもしれません。
ただ、自分でダメだ―ってわかっても、他人からみたらまだ余裕と思われているときがつらい。そのときは、その仕事から離れる動きをするのが一番なのかもしれません。
そして、潰れずに仕事を進めていくのに、自分のモチベーションを保つのは、自分自身に信念をもつことが大事なようです。
なぜ自分の中に仕事の重要度の基準をもつことが大切かというと、突き詰めていけばそれが”ゆるぎない信念をもつ”ことにつながるからです。
~中略~
信念があれば誘惑に負けず、初志貫徹がきちんとできるからです。
では、ゆるぎない信念を持つ人の根底にあるものは何か?
”怒り”があります。怒りといよりも、世の中の不条理や矛盾に対する”義憤”といったほうが良いかもしれません。
この一言は重いなぁ。。。
読んでて思ったのは、自分を評価してくれる人がいるというのが、自分的にとっては大事なことなのかもしれません。
たとえ、批判されても、評価されなくても、自分に信念があり、信念に基づいて行動してるのを外部から見て、評価してくれる人がいれば、自分はもうちょっと頑張ろうと思えます。
これがいなかったら、無理でしょうね。。。
信念があるというのは、自分を奮い立たせるのに非常に大切なことなのかもしれません。
なんか、自分の仕事を振り返ってみると、そんな気がします。
あとは、昔病気で死にかけた経験があるので、それに比べたら今はまだまし。というのがあるのも気持ちの余裕ができていいのかもしれません。
病気ほど理不尽なタイミングで襲い掛かってくるものはないですから。