科学は不確かだ!/R.P.ファインマン ~ファインマンさんの本は面白いなぁ。。。~
いろいろな逸話のある方なのですが、それはリンク先やほかの本を参照願います。
ノーベル賞を取った研究が、遊びで思いついた内容をコツコツとやった内容というのも面白い話です。
このファインマンさんのファインマン物理学とか読んでみたことがあります。非常に読みやすく、理解が進んだ気がします。
話が面白いファインマンさんの講演会の3回分が書かれているのがこの本。
演題が「科学の本質について」。
読んでいて非常に面白い。話し言葉で書かれているのもありますが、話しかけてきているような感じで書かれています。
未知のことに取り組んでいくときに、大事なスタンスが次のようです。
知らないことを認め、進むべき方向さえわからないという態度を、いつも保ちつづけること。それがあれば、たとえ何がほしいのかを知らなくとも、結局はそれを達成する方法を育てるのに必要な思考の変革、知識への新しい貢献と発見が可能になるのです。
自分がわからないということを認める謙虚さが必要なのかもしれません。ただ、未知のことをどうやって達成していくかの見つけるのも難しいことですが。。。
ただ、未知のことに挑戦していくのはいいですが、それによって何かを得たから失敗してもいいといわれることがあります。そのことについてはばっさり。
ただいつも何かを学んでいると言うだけでは、何の価値もありません。
結局は、何かしらの成功をしていかないと、価値を見いだせない、得られない。非常に耳が痛い。これが大事な一言だわなぁ。
成果主義に走りすぎるのも問題ですが、それよりも成果を出すということにどん欲にならないといけないんでしょうねぇ。
うーん、耳が痛いことがたくさん書いてあったなぁ。。。
とにかく勝負に出ることが大切なんでしょうねぇ。
- 作者: リチャード・P.ファインマン,Richard P. Feynman,大貫昌子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2007/01/16
- メディア: 文庫
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