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Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

博士号について その1 ~博士号をとるには~

雑感

先日読んだ本で博士号についてふと思うことがあり、今回の投稿です。全4回の投稿になるかと思います。

まずは、博士号ってなんだろうと、博士号を取得するにはです。

 

自分自身の経験からの記載です。ところどころで各大学や各研究室で違いがあるかもしれません。といっても、自分自身もだいぶ昔に経験したことですので、現状は違っているかもしれません。

ただ、忘れていってしまうので、一度書き出してみようかと思います。

 

博士号ってなんだろう。

wikiから引用すると、次のこと。

博士の学位は、国によって多少の差異はあるものの基本的に最上位の学位として位置づけられている。

博士 - Wikipedia

 

恩師から言われた言葉を次に書いておきます。

博士号は、取得してからがスタート。取得時は仮免のようなもの。博士号の資格があるかどうか、これからの研究や仕事の取り組み方・成果を出せるかで決まる。

あと、大学の先輩は次のようにいってました。

博士号は、大学に残って研究するためのパスポートみたいなもの。

取得したからといって、取り立てていいものではないです。

 

博士号の取得方法

博士号を取得するには、一般的に次の2つ方法がある。

  • 博士課程に在籍して、学位審査に合格、修了した場合(課程博士)
  • 大学院に所属しないまま学位審査に合格した場合(論文博士

一般的には、ある一つの研究分野である程度の業績(論文3報とか)を出すことで、学位審査に臨むことができます。

この学位審査に臨まずに卒業する場合は、博士号を取得できずに、単位取得退学と言われます。

博士課程は、優秀な方は2年になるようですが、基本3年(最長6年)。

最終年の1Q(4-6月)で、博士論文書いていいかがおおよそ決まることがあるので、実質研究できるのは2年程度。

修士課程から同じ研究室で、同じテーマなら順調に3年間で行ける可能性が高まります。それ以外だと、よほど優秀でないとなかなか結果を出すのは難しい。

 

博士課程に進学するには

修士課程に在学している場合は、修士2年の夏ごろに進学試験がありました。

内部進学だったため筆記試験はなし。審議は、15分発表15分質疑応答。

発表:修士でやってきた内容がメイン

質疑応答:発表内容についての説明と、博士課程でどういう研究を進めていくか?の質疑。

ただ、外部から来た人の場合はどうなるのか?いまいち知りません。

周りが就活している中、黙々と研究を進めていくのは心が折れそうになります。そして、就活が終わったころに、自分の試験がくるという。。。

 

博士課程では何をするか?

  • 自分のテーマの研究・論文執筆・学会発表
  • 企業との共同研究
  • ゼミの準備・発表
  • 研究室の手伝い
  • 後輩の指導

といった感じです。

自分自身は、自分のテーマが不安定な状態が続いていたので、いろんなテーマに手を出したりしてました。なので、好奇心は旺盛かなと。

卒業要件は、論文3本(1つは英語論文)+海外発表1回でした。学部で異なっていたようなので、いろいろと基準がある模様です。

 

博士号の学位審査について

自分が受けたときは、夏と冬の2回。

夏は、博士論文を書いていいか?の諮問。発表30分と質疑応答30分。

要件を満たしていないと夏の諮問すら受けさせてもらえません。

冬はある意味、その後まとめた博士論文の内容をもとに発表です。発表30分と質疑応答30分。

夏も冬もいろいろと突っ込みを受けます。ただ、今思うと、次のことを聞かれていたような気がします。

  • きちんと自分で考えて研究をしていたのか?
  • 原理をきちんと、背景から理解しているのか?
  • 理論的に破たんはないのか?

当たり前といえば、当たり前のことになります。

晴れてOKがでると、無事に卒業になります。


この博士号を取得した後のことについては、次回のところで書きます。