Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

超高速! 参勤交代/土橋 章宏 ~これは面白いわぁ。もう少し早く読んでればよかった~

映画にもなった超高速!参勤交代

ここ最近、映画を見に行っていないので、あまり情報を仕入れずに読んでみました。

そういや、アマゾンプライムにも入っていたなぁ。ちょっと余力のあるときに、時間を作ってみてもいいかも。

アマゾンプライムも使わないともったいないですからねぇ。

 

この本、非常に面白い。

福島から江戸までの200キロを5日間で一気に参勤交代をするという、ハチャメチャな内容。

理由も、一時期実施した金山開発を隠しているから、そのことを説明しにこいというもの。

もし5日間で到着できなかったら、藩はとりつぶしという、非常に恐ろしい。簡単に藩を取りつぶすということになると、そこにいる家臣も職を失うという。。。

意地でも江戸にいかないといけない。

 

しかも、条件として、金がない。この中でどうやっていくか?というハードルをどんどんあげていき、そこを一気に崩しにかかるところが面白い。

さらに邪魔も入ってきますし。こういうのを見ていると、非常に面白いなと。

 

負けないというよりも、いかないといけないという責任感が見えてきて、この精神は見習いたい。

結末もいいですしね。

 

この舞台となっている享保といえば、徳川吉宗。この人おもいっきりSだろと突っ込んでしまいました。

幕政の膿を出し切るために、弱小藩に無理難題を押し付けて、その実力を見る。実力があればなんとかできるが、ないのであれば。。。結構過酷なことをいうなぁ。まるで獅子が我が子を千尋の谷に突き落とすがごとく。

 

吉宗といえば、暴れん坊将軍のイメージが強いんでねぇ。。。

 

そういや、こういうタッチのネプチューンの小田信夫面白かったなぁ。。。ああいうノリ結構好きだったりします。

 

 

 

 

 

 

超高速! 参勤交代 (講談社文庫)

超高速! 参勤交代 (講談社文庫)