エジプトミイラ5000年の謎/吉村作治 ~ミイラって昔薬に使ってたようです。しかも高額な。。。~
BookOFFで見つけた本。面白そうだったので、購入してみました。
エジプトのミイラ。結構そそる内容だなと。いま確認すると2000年の発売。15年前なので、情報としては古い感がします。
ミイラの作り方等は、こちらのURLを参照。
ミイラも金持ち、少し金持ち、普通で創り方が異なっていたようです。
金持ち:じっくりつくり腐敗しにくい
少し金持ち:ちょっと手抜き
普通:手抜き
という感じで。死後にもお金とかが生前の差がでてくるのを考えると、せちがらい世の中だったのだなぁと。今と変わらないか。。。
ミイラづくりの技術は途絶えてしまっていて、どういう作り方をしているか?というのを調べているのを見ると、現実的に頭で理解するのではなく、現実として一度やってみるというのも大事なんだろうなということ。
通説では、腐敗を抑制していくだけで、ミイラができなかったのに対して、本当の手法ではきちんとミイラができた。
こういう比較をみていくと、頭でっかちだとダメだなぁと。
それと、面白いのは、ミイラをCTで撮影して、往時の姿を再現しようとしていることです。
なかなか想像ができない世界なのですが、人の骨格とかからかなり復元できるそうで。ふと思えば、ドラマとかで警察が白骨死体から往時の姿を再現していくというのもありますから、現代の技術を使えばできるのでしょうねぇ。
そう思うと、技術として非常に面白いなと。
ここまで書いてて、ふと思うのは、いまだにミイラの新発見とかがでてきている。そういう情報に触れると、まだまだ見つけられていない発見があるのかもと思うと、ついつい興味を持ち続けてしまいます。
不明なところを紐解いていくのは、面白いし、興味深いですから。
ここまで書いて、ふと昔、考古学に憧れがあったのを思い出しました。ただ、現実的に生活はつらそうという感覚をもってしまったので、勝手にあれやこれやと考えているので十分かなと思ってます。
世の中の学者の方々、新しい発見をお願いいたします。