Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

星の王子さま/サン=テグジュペリ ~人によって感じるところが変わる本なんですかね。。。~

読んだことのなかった名作。

2016/11/28のしくじり先生で、取り上げられていたので、あらすじは知っているのですが、本だとどういう感じなのか興味をもって購入。

しくじり先生の思惑におもいっきりはまってます。

 

しくじり先生を見た後読んでるから、深いなぁと思ってますが、おそらく予備知識なしでは読んでないし、そこまで深い読み方はしてないです。

あー、なるほどなぁと読んでおしまいだった気がします。

 

あとがきを読んで知ったこととして、挿絵はサン=テグジュペリ自身が書いたもののようです。いろんな会社から本がでてても、挿絵が一緒な理由はこういうところにあったわけですね。。。

 

星の王子様が旅した6つの星。そこで出会った人々がでてくるけども、それに対してよりも、お別れのときに星の王子様がいう言葉になるほどなと思う。

星の見え方がみんなことなっているというところ。実際、同じ現象に立ち会った時にどう思うか?それが人それぞれというのをうまく表しているなと。 

 

それが次の言葉。

人間のひとりひとりって、星は同じ星じゃないんだよ。旅をする者にとっては、星は方角を教えてくれる。ほかの者にとっては、星なんて小さな光でしかない。また他の者、学者なんかにとっては、星というのは研究すべき問題になる。おれがあったビジネスマンにとっては、星は黄金だった。でもこうしたすべての星たちは黙ったまま。おまえはさ、だれもほかのやつらがもっていないかたちで星を持つことができるよ・・・・

同じものを見ていても、人はそれぞれ見え方が違う。

見方の方向性をそろえていくには、意見をぶつけ合って理解を深めていくしかないのでは?とも思えてきます。いろいろと考えていくことが大事なのでは?と。

 

Googleで検索して、他の方々の感想を見ると、自分とは異なる感想を書かれている方も多いので、同じ本を読んでも感じるものが違う。もしかしたら、1年後とか立つと感じるところも変わっていくのでしょう。そう思うと、時間がたつということは人が変わっていくということなのかもしれません。
時期を見て、読むことで気づくところが変わっていきそうです。

 

そういえば、過去に「人間の土地」を読んだ記憶があるのですが、どういう話か忘れてしまっているので、本を探し出してもう一度読んでもみようかと思います。

その前に、たくさんたまった本を読み終わらせておかないと。。。

 

星の王子さま (新潮文庫)

星の王子さま (新潮文庫)