ボン・ボヤージュ
フランス語で「よい旅を!」
今年見た映画その2です。
たまたま映画を見に行こうかなと思って、調べていた時に見つけた作品。
予告の動画があまりにもバカらしすぎて笑えてきたので、見てきました。
内容としては、おバカすぎて笑える。ドタバタものだし。。。たくさんある伏線もほぼ回収してくれるから、すっきり感もある。
内容をざっくり書くと、ある家族が新車でバカンスを楽しみにいく、その際の高速道路で車の自動運転のシステムが故障し、ブレーキも壊れて車が130km/hrで爆走。この極限環境下で各個人がいろいろと思いをぶちまけていくという内容です。
最終的に落ちが付くわけですが。。。
ここから見ての感想として、まず思ったのは、これ現実的にありえない。もし、仮に起こったとしたら、会社が一つつぶれるというとんでもない話じゃないのかなということです。
1つ目の突っ込みどころとしては、制御装置といった重要なシステムが水のかかりやすい位置においてあったりとか、安全モードを考えていなかったりとか、話を作るうえで大事なギミックなのかもしれませんが、もうちょっと技術的に考えてほしかったなぁとか。。。
2つ目の話だと、こんな形で問題が起こると、車会社って大規模リコールでつぶれるわなぁとかね。。。営業の方一人の責任じゃなくて、会社自体の責任になっちゃうよなぁとか。。。
特に2つ目の話って、いま日産やトヨタ、ボルボといった車メーカーが進めている自動運転についての一つの警鐘と思えてなりません。技術的にできたとして、それの問題が起きたときにだれが責任をとるのか?どういったことが起こりうるのか?というのを如実に語っている気がします。
映画としては、面白いんですよ。笑えるし、あー、やっぱりなと思うところもある。ただ、今未来として考えている自動運転車というものに対して大丈夫なのか?という問題提起として受け取ってしまいました。
うーん、自動運転興味はあるんだけどねぇ。。。