知的財産というと、何か?という問いについては、以下のところを参照。
自分でまとめてみようかと思いましたが、頭痛くなるので割愛です。
特許の紛争となると、青色発光ダイオードのような話が頭をよぎりますが、それ以外にも著作や商標といったとことでも問題は起こっている。
ちょっと読んでいたら、いろいろと気になるところが多々。ここいらの知的財産についてはある程度勉強しておかないといけないんでしょうねぇ。なかなか難しい内容とはなりますが、知っているか知らないかで気を付けるポイントが変わりますから。
ちょくちょくとこういう類は読んだりして、勉強しておいたほうがいいんでしょうねぇ。さすがに弁理士なんて資格は取れる感じがしないので、そういうことはする気力は一切ありませんが。。。
本書の中で面白い事例が2つ書いてありました。
最近発表されたiPhoneX。そのiPhoneの名前というのが、一度トラブルになっていたそうな。相手はアイホン社。
アップル社がだしたiPhoneの商標がアイホン社のものとかぶってしまい、アイホン社と争議になりましたが、次のスキームで回避。
これをすることで、iPhoneを大々的に販売できるようになったということだそうです。この商標を回避するために、別の名前を使うのも手なのですが、iPhone、iWatchといったようにブランドを作っていくという面を優先したということなんでしょう。
この”i”という一文字に対する、アップル社もといスティーブ・ジョブ氏の想いが伝わってくる感じがします。
あとはプーマの事例。
KUMAやSHISAといったものが出てたりしますが、そこについての商標の話。
いまだ決着もついていないところもありますが、PUMA社と特許高裁や特許庁のやりとりは面白く、そういうのもあるのか!というところもあり。
ここいらはかなり複雑で書くのが困難なので、こちらのほうを参照願います。
https://www.westlawjapan.com/column/2010/100809/
たかが商標、特許かもしれませんが、それによって、企業の経営戦略も変わってしまう。そう思うと非常に重要なものであるのに、ちょっと知らないことが多い。
そういうことをふと知らされる貴重な本です。