Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

インフェルノ(下)/ダン・ブラウン ~読み終わるのに時間をかけすぎてしまった~

中巻を読み終えたのが4月。それから約半年かかって下巻読み終わりです。

もともと、上巻が昨年末に読んでたから、だいぶのんびり読んでた感じ。

 

それにしても、味方が敵で、敵が味方で、でも最後は……。

この下巻の話の速さと展開の速さが非常に面白い。なんで、早く下巻を読まなかったんだろうと反省しきりです。

今回ダンテの神曲をベースの話になってますが、それに近いというかそのものの舞台を考えて、しかも話がどんどん進んでいく。この展開と風景描写、これを読んだらついぐいぐいと引き込まれてしまいます。

映画化されてたので、AMAZON PRIMEででてきたら見てみようかなぁ。もう映画の公開も終わってますしね。

 

この話の問題提起している人口爆発

純粋にどうなっていくのかな?と。日本は人口減少となっていますが、世界的に見ると人口は増加する傾向に。いまや70億人超となっており、50年前だと34億人程度と気づけばたった50年で2倍。となると、これが50年後を考えると、140億人ですか。。。恐ろしい。

確実に食糧不足の話もでてくるし、海産物の枯渇とかもでてきそうです。

うーん、エネルギーも確実に足らなくなる感じもしてしまいます。

 

こういうのを見ていると、これからの地球ってどうなるんだろう?とも。最後の結論にもっていこうとした理由もわかりますが。。。

なかなか難しい話です。

 

どこかガンダムの背景である人が増えすぎて、宇宙に飛び出していったというのはある意味正しいのでは?と思ってしまう自分がいます。

ガンダムで人口が増えすぎて問題になるのが90億人。そう思うと、あながち遠い未来とはいえないような気がしてなりません。

ただ、ガンダムにでてくるようなスペースコロニーはぜんぜんないですけど。。。

これからどんどん進化してでてくるのかなぁ。でも、作るとすると、この物資どこから用意するんだろう。。。

 

ちょっと面白いけども、読み終わったあとに、いろいろと考えさせられた本になります。

インフェルノ(下) (角川文庫)

インフェルノ(下) (角川文庫)