Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

HARD THINGS/ベン・ホロウィッツ ~もっと早くよむべきだった。。。~

もっと早く読んでおけばよかった。

電子書籍で購入してから半年くらい放置。ようやく読み終わり。最初の3章をなんとか乗り越えると一気に面白いというかなんというか。

話に入りこめたら、ぐぐぐっと一気に引き込まれて行ってしまいました。

4章以降は何度か読み直してもいいんでは?と。

 

ベンチャー企業で戦うというのはこういうことか!というのをまざまざと教えられます。山あり谷あり。新しい製品アイデアがあって、それをいち早く具現化したとしても、すぐ競争にさらされていってしまう。そういう意味できびしいなと。

個人的には、この本の内容を映画化してもいいんじゃないかなとも思えた。決して、順風満帆な、もといサクセスストーリーにはならないかもだけれども、この悪戦苦闘していく姿にはどこか非常に共感がもてることが多々。だからこそ、参考になる点も多いし、学ぶことも多い。そんな感じがします。

 

参考になるのが次の3つ。

  • ビジョンをいきいきと描写する。
  • 正しい野心を持つ。
  • 「平時」のCEOと「戦時」のCEOとは違う

2つ目のほうは、大事だなと。自分自身のために働くのではなく、周りのために働く。その意識が大事ということ。

自分のために働いてしまうと、都合が悪くなると逃げてしまったり、そういうところに踏み込まなくなってしまう。そのくせ、自己評価が高い場合、どうなることやら。

自分のためにではなく、思想の根底になにがあるのか?そこを一度じっくり見極めないと。。。

 

最後のは、平時と戦時がことなるリーダーシップが求められるということ。平時は優位性をたもっていけるようにじっくり腰を据えてできるのに対して、戦時は存亡の危機のとき。そのときにはがむしゃらにできる手立てを多々打っていく必要がある。とにかくバイタリティーが必要。

 

この本に関しては、機を見てもう一度じっくり読み直してみようかと思う。 

HARD THINGS

HARD THINGS