大世界史 現代を生きぬく最強の教科書/池上 彰,佐藤 優 ~中東が大事ですか。。。~
昨今の世界情勢をみていると、そんなことしなくても、現状のままでいいんじゃとか、どっちかが折れればいいのにと思うことが多々。
直近の動きに目を奪われてしまうと、かえって「分析不能」になってしまう。もっと長いスパンの「大世界史」を参照しながら、中長期でどう動いてきたか、その動因は何かを見極める必要があります。
世界史の中でどこを中心でみていくといいか?それは中東。
中東は、世界の中心です、文明発祥の地ですが、人類史が始まって以来、中東こそ、常に「世界史大転換の震源地」でした。ここに端を発した変動が、その後に全世界に大きな影響を与える。それは、今日においても変わりません。
中東というと、ついつい複雑でわかりにくい。欧州も複雑でわかりづらいですが、それは情報が多く手に入るのと、興味があるからなんでしょう。
ただ、現在でも石油の供給地は中東からが多いところもありますから。そこいらを考えると、中東でもめ事が起こると、石油供給に影響がでると、日本だけでなく世界に影響を与える。
そういうのを考えただけでも、中東情勢について興味をもたないといけないのがわかります。
また、直近の歴史もだけど、今の歴史がどう成立していったのか?というのが重要なわけで。。。そこいらの過去からのつながりって、意外と根が深い。
おそらくサンクコストのこともあるんでしょうけど。どこかで手を引かないといけないけど、手を引くことができない。だから争いが続く。。。
そういうのを思うと、闇が深いなと。。。
とりあえず、世界史は興味をもって勉強したほうがよさそうです。。。
個人的には、アジア史と日本史に興味があるんですけどねぇ。それ以上に中東ですか。。。