映画がテレビでやっていたので、以前に購入してたのを思い出して、読む中のリストにいれていたのですが、無事に読み終わり。
面白かったというのが印象。
精神だけ入れ替わるとかありえないことだけれども。
印象的だったのが、最後のシーンですかね。
お互いの記憶が消え去っているのに、だれかを探し求め、そして、偶然見つける。何千、何万という人が行きかう都会の中では、本当に偶然のことなのかもしれない。
ただ、巡り合うまでに、すぐというわけではなく、数年の時間がかかっていて、就職活動を経て、社会人になっている。そして、その中で周りの人々も就職したり、結婚したりしていっている。そういう変化というのが現実的な感じがします。
実際、それだけ時間をかけても、巡りあうこともなかなかないでしょうけど、そこが巡り合って。。。という形が非常にきれい。
そのあと会社を二人とも有休にしたのかな?とか、遅刻したのかな?とかを、この感動的なシーンで考えてしまう自分はダメな社会人ですねぇ。
あとは、伝承をうまく取り入れていたり、その伝承がなぜか?というのが伝わっていなかったりというのを見ると、実際と変わらないなと。
地名とかにいろいろと昔の人たちの想いが入っているとか言われるけど、そこを埋め立てたり、近代の科学の力で変えていっている。
ただ、人知の及ばない力が働いた時どうなるんだろうなと思ったり。。。
うーん、きれいな内容だけど、実際に考えると、なかなか深い内容だよなぁと。。。
さて、テレビの録画したのをみないとなぁ。。。