選ばれ続ける必然 誰でもできる「ブランディング」のはじめ方/佐藤 圭一 ~ブランドを作るのって難しい。。。~
ブランディング「BRANDING」。
この文字を分解すると、「BRAND」+「ING」。
ブランディングとは、「あるべき姿を規定して、カタチにして(BRAND)」+「それを社内外に浸透させていく(ING)」活動である
あるべき姿とか、ちょくちょく聞く言葉です。
ただ、個人的にはあるべき姿=理想と考えていたのですが、それは違っていて、会社としてどうあるべきか?という目線が必要だという。
個人個人が考えて進めていくというよりも、会社としてのVISIONを大切にしていき、一体感をもつことのほうがBRANDINGの上では大事。
各々が好き勝手に自分の想いを伝えていると、どうしても、会う人あう人同じ会社であっても、言うことが変わっていく。それだと、外から見ると、不思議な会社となってしまい、何がしたい会社なのか?というのが見えなくなってくる。
終身雇用の時代が終わり、一つの会社で生涯働くという意識が薄くなってきた現代では、会社への帰属意識や、仕事に対する当事者意識が薄れてくるリスクもあるのです。
そのような社員がバラバラになりやすい時代、多種多様な社員が集まった会社組織において、組織の求心力を高め一体感を醸成していくことがこれからますます求められます。
そのためには、社員に、「自分たちは何をする集団であり、そのことを通じてこうありたいと願っている」という自社の「あるべき姿」をしっかり認識させ、ベクトルを合わせる必要があります。そこで決め手になるのがブランディングです。
会社のあるべき姿は、VISIONやら年始方針ででている訳ですから、それを腹落ちするまで読み込んでおいて、それをもとに考えて動いていく。
そういうのが会社のブランドをつくっていく上で重要なのかなと。
それと、部署でも部署のブランドを作っていくために、考えを統一していく。
そう考えていくと、部署の長って大事な仕事だなと。
方向性をきちんと出して、部署を導いていく。それが結構大変なことのような気がします。
うーん、好き勝手に動くのが結構好きなんですけど、それは少し自重して、方針に合った中で好き勝手動くという風にしたほうがいいんでしょうかね。
そっちのほうがいいんだろうなぁ。。。
選ばれ続ける必然 誰でもできる「ブランディング」のはじめ方 (講談社+α新書)
- 作者: 佐藤圭一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/08/19
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