ちょっと時間があきましたが、閃光のハサウェイのラスト。
ついにハサウェイの最後の戦い。
というよりも、誘いこまれている感すら感じてしまう戦い。ハサウェイ自体が死にに行くとしか思えないような。
もうちょっと第1波で徹底的にやってしまったほうがよかったんじゃないかなと。中途半端だからこそ、失敗につながってしまったとか。
いや、むしろ、途中でうまく行き過ぎたからこそ、行けるという甘さの判断であったのかもなぁ。電波ジャックとかもする必要なかった気もするし。映像でわざわざでる必要もないと思うし。。。うーん、いろいろと思うところが。。。
ブライト艦長のいったこの一言が本書を印象付けている気がします。
歴代のガンダムは、連邦軍にいても、いつも反骨の精神をもった者がのっていたな。そして、ガンダムの最後は、いつもこうだ。首がなくなったり、機体が焼かれたり、バラバラになったり・・・・。しかし、反骨精神は、ガンダムがなくなったあとでも、健在だったものだ。
そういわれてみれば、アムロをはじめ、多くの人が反骨精神の塊だったなと。その系譜にハサウェイも入ったということか。。。
ただ、この話の流れがあるからこそ、F91やVガンダムの世界につながっていくのだなという認識。地球に残るものは優先されたもののみという法律。そりゃ、コロニーの人から反感買うわなと。
そういえば、最近のニュースで、ユニコーンのあとから、Vガンダムあたりを埋めていくという話もありますから、どういう感じで埋めていくのかな?という期待もありつつ。。。
ここから先は、ネタばれで行きますが。。。
ハサウェイがつかまった後の処置の速さというのに、連邦政府の焦りというのを感じてなりません。
ただ、最後のところがあまりにもひどいなと。
いや、現実にいけば、マスコミはブライト艦長を英雄扱いするだろうなと。そして、その一方で、揚げ足取りをするだろうなと。
そんな感じを受けてなりません。
ただ、それ以上にひどいと思うのは、上層部ですかね。
ブライト艦長にあそこまで残虐なことを突きつけなくてもいいのにとすら。。。
ちょっとあまりにもひどさに、よむのをしばらくやめてしまいましたから。。。
このあとのブライト艦長がどう動くのか?というのが気になります。きっと徹底的な監視をされそうな気がしますが。。。
さて、次はどのガンダムの小説読もうかな。。。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ〈下〉 (角川文庫―スニーカー文庫)
- 作者: 富野由悠季,美樹本晴彦
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1990/04/01
- メディア: 文庫
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