プラットフォームが世界を変えるという、言葉にひかれて本書を読み始めてみました。
プラットフォームの本書の位置づけは次のようなものです。
個人や企業などのプレイヤーが参加することではじめて価値を持ち、また参加者が増えるほど価値が増幅する、主にIT企業が展開するインターネットサービスを指します。
このプラットフォームというものが世の中を変える。
プラットフォームという仕組みは世の中を変えることができる。また、仕組みを作ることは大事ですが、それ以上にスタッフが笑顔で持続的に活動できるように、プラットフォームは運営しなければならない
働く人が幸せになる。というのはいいことなのかも。
本書を読んで思ったのは、プラットフォームを作れるような企業というのは、大きな経営理念というものを持っており、新しいサービスを提供できる会社なのだなということ。
グーグルの共有価値観がこちら。
世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです
Organize the world's information and make it universally accessible and useful
この中で英文の中に記載されている2つの単語が肝。
重要なのは、「有機的に組織する(organize)」と「いつでもどこでも(univeresally)」の二つの言葉です。
情報をすぐに取り出せ、それがいつでも可能な状態。それを実現するために、グーグルはいろんなサービスを出している。
そう思うと、GoogleMapとかの役割もわかる気がします。
雑多にある情報をうまく整理し、そしてそれを有効活用してもらうことで、さらに情報を集めていく。
そして、その情報をもとに新しいビジネスを考え、展開していく。
すべては情報をいかにとらえるか?というところなのかなと。
Facebookについては、こちら。
フェイスブックのミッションは、人々に共有する力を与え、世界をよりつながれたオープンな場にすること
なるほどなと。
一本軸をつくり、それにまつわるビジネスを実施していく。
その軸は動かしてはならない。寄り添う大樹としていく必要がある。そういう考え方が大事なんだなと。
こういう目線で株式投資を考えていったほうがいいのかもなぁ。。。