マーケティングリサーチとデータ分析の基本/中野 崇 ~分析って難しい。~
データ分析しておしまいとなることが多々。
そこまで集めて安心というか、納得というか。そこが問題なのかなと。
分析で重要なのは意思決定やアクションにつながるアウトプットを作ることです。数字を活用することだけが分析ではないと覚えておいてください。
数字を扱って、整理して、周りの理解を得てというところで仕事が終わった感がでてしまうことが多々。
これが問題なんですよね。本来なら、分析した結果をもとに動いた結果が大事なところであるのに、分析した結果を報告することが主な目的となっているという。。。
そして、その分析結果がなかなか振り返ることもなく、分析結果をもとに動いた人間が悪いという言い方にすり替わったり。
もうある意味カオス。
ということで、先を見据えて分析をするというのが一番大事なのかなと。
分析手法では、3C分析にSWOT分析の視点を盛り込むというのがいいらしいです。
3C分析:①自社、②市場・顧客、③競合(この順番を①⇒②⇒③⇒①の順でするのがいい。)
SWOT分析:強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)、機会(Opportunities)、脅威(Threats)
この二つを組み合わせるというのが肝。
自社だけでなく、相手の状況を見ることで状況が把握できる。
情報リサーチの際に気をつけることは次のこと。
情報収集時に必要な「情報信頼度の見極め」というプロセス
ここをないがしろにすると、せっかくしたことが間違った方向に進む。
最後に、この一言を気をつけねば。。。
数字は嘘をつかなくても、うそつきは数字を使う
~中略~
誤解を招くような数字の使われ方は日常のいたるところで見かけます。
数字を扱うときには慎重に扱う。
ただ、恐ろしいからあまり使わないと、具体性や信ぴょう性が欠けてしまう。
そう思うと、大事に扱うべきところなんですね。。。
うーん、分析って難しい。