仕事は楽しいかね?の第二弾。
第一弾が非常に面白く、参考になるところが多かったので続きを読んでみました。
今回は上司になったとき編ですかね。
偉くなっていたときに、どのように組織を運営し、自分を助けてくれる人々をどう探していくのか?ということ。
結構参考になります。むしろ、この知識を見ながら、いまの状況を見ていると、ふむふむなるほどなと思うところが多々。
漠然と課題だと思っていたところの問題点や、課題が明確になっていく感じを受けます。
その中で何個か気になったところがいくつかあります。
会議で何度も議論をして、議論をし尽くしたというのであれば、時間がかかりすぎる。それよりも、1つの基準のほうがいい。
一つの基準は千回の会議に匹敵するんだ。
合議で決めるのはいいけど、それにかかる時間を考えると、個人的には基準一つで実施のほうがいいかなと思います。
議論でやると、どうしても基準があいまいになりがち。だからこそ、基準を一つ決めておいたほうがいい。
そして、上司になったら、部下の成長をいかに素早く進めていくか?というのが大事。
並みの上司:答えを教える。優れた上司:質問を投げかける。(部下に答えを見つけさせることのほうが、答えそのものより大切である)
答えを教えると楽なんですけどね。楽に走ってしまうと、その状態が続く。だからこそ、何度か考えさせていくことが大事なわけで。
自ら歩める人材に育てていくというのはなかなか難しいものです。
そして、優れた人材を集めるためには環境づくりが大事。部下に仕事しやすい環境を与えるのはもちろん、人間関係や外部との関係も良好でないと。。。
ずば抜けた人材はね、ずば抜けた環境に惹きつけられるんだよ。
ここいらがなかなかむずかしい。
ただ、いい人材は捜し歩くしかないようです。
有能な部下は、探すことより探されることのほうがずっと多いんだ。
そして、いい関係を作っていくことが大事。
優れた上司と部下の同盟は才能の結びつきであり、その絆の多くは生涯切れることがない。
タッグを組めるようになると、お互いが尊敬しあう。
そういう上司部下の関係を築けたなら幸せなんですけどね。なかなかそんなの経験したことがない。
むしろ、自分がそういう上司になっていくのかな。。。
優れた上司を選べば確実に才能を伸ばしていける。そして、自分が仕事をしていく上で大切な役割を引き受けてくれる生涯の同志を得られるんだ。
最後に、この一言。
仕事は楽しくなくちゃだめだ。職場から笑い声が聞こえなければ、君のやり方は間違っているということだろうね。
これだよなと。
すべてがうまくいくのは無理だけれども、内部をしっかりしておくこと。なかなか難しいんだよなぁ。
また、機会をみて読み直そうかなと。
その前に続編を読むかな。。。。