理工学部卒のお坊さんが教えてくれた、こころが晴れる禅ことば/泰丘良玄 ~毎日を大事にすることがいかに大切か。。。~
日々生活をしていると、いい日もあればつらい日もある。
それに、仕事についてもなんで同じようなことが続くのだろうとか、そう思うこともある。無駄だなとかも。
かといって、そこの状況についつい甘えてしまうことがあるので、次に新しいことがきたり、想定外のことが起こったときにオタオタとしてしまって対応しきれないことが多々。
心のありようなのかなと思って、本書を読んで、心にぐっときたのが次の2つの言葉。
- 日々是好日
- 歩々是道場
毎日を好い日である事に気づければ、平凡な一日というのも案外捨てたもんじゃないのかもしれません。
毎日をいい日であると思えるように生きていく。嫌なことがあったとしても、その日の中で少しでもいいことを見つけて、いい日だったと思えれば、少しづつ前向きに取り組めて行けるのではないかなと。
そして、もう一つ。
一つ一つの行動が自分にとっては立派な意味のある行為であり、しっかありとそこに集中して、その本文を全うすることが大切です。
何気なく惰性でやっているのではなく、一つ一つに意味を見いだし、それを全うすることを続けていくことで、心身の鍛錬はもとより、体に身についていく。
そういうのを続けていくことで、足元をがっちっと固めておく。そこで固めておいたものは、次のステップでも、別分野に挑戦しても役に立っていく。
しっかりとやっておけば、無駄にはならず、それが後々の自分に返ってくるということ。
この2つを憶えておいて、いろいろとやっていこうかなと。
日々やっていることに意味がある。少しでも成長しているのであれば、それがいい日なのだと思えるように。