ふと読んでいて、過去に読んだ内容と似たところがあるなと思って、調べてみたら、2冊読んでました。
本書で印象的なのが、次のこと。
「愚者は、幸福がどこか遠いところにあると思い込んでいる。賢者は、幸福を足元で育てている」よく「自分探しの旅に出た人は、戻ってこられない」と言います。「自分」とは探すものではなく、つくっていくものだと私は思います。
ついつい現状が思うようにならないと、ここでは自分の力は発揮できないと考えてしまい、異動するとか、転職するか、はたまた留学といった選択を考えてしまいがちです。
ではなく、じっくりと自分が何をしたいのかを考えて、自分のしたいことをできる環境であれば、自分で準備をしていく。そして、チャンスがきたら、そのときに準備を活かして一気に進めていく。
チャンスが来た場合に、準備が十分でなかったときに見送るという判断をすることもありますが、それはあんまりよくないようです。
とにかくダボハゼのように食らいつく。次にチャンスがくるという保証はないわけですから。そして、チャレンジしたときに、失敗しても得られるものがある、または失うものはあまりない。
何かにチャレンジするときは、みんなが恐れているほど失うものは多くありません。「石の上にも3年」にこだわらず、チャンスが来たら、どんどん挑戦すべきです。
むしろ、チャンスがきたなと思ったときに、すぐチャレンジできる準備をしておく。この嗅覚とそのときに備える準備。なかなかできるものではない。
事前の準備をしていると、準備の準備になっていることもあるし、突拍子もないことを考えて、それが時代の先を行き過ぎてしまうこともあります。そういうことにならないように、リサーチをしっかりして、本質を見極めていくということが大事なのかなと。
いまやっていることが世の中にでていくには、どういうプロセスがいるのか?というのを把握しながら準備をしていく。
そういう出口までイメージをしていく必要があるのかな。