「情報を見せる」技術 /中川 佳子 ~なかなか難しいんですよね~
情報をいかに見せるか。
それがプレゼンの成功の可否につながるといってもいいんじゃないかなと思うことがあります。
資料って作りこんでいっても相手の好みもありますからね。相手にわかりやすく伝えることがいかに難しいことか。。。
まぁ、シンプルに考えれてないのが原因なのかもしれないかなとも思ってます。ついついあれもこれもいれたいと思うところがでてくるのですが、それがいけないんだろうなとも思えてきて。。。
さて、本書の最後のところに書かれていたのがこの言葉。
これがすべてじゃないかなと思ってしまえてます。
既存の情報を正しく理解し、さらに発展させるという「イメージの受信者としての技術」と、そのようにして自分の中で膨らませてきた情報を明確な目標のもとに結びつけ、新たな情報として人にわかりやすく伝えるという「イメージの送信者としての技術」ということになるのではないでしょうか。
既存の情報をまとめ直して、それに新しい情報を付け加えたりするということでもいいのかもしれませんが、情報を上手に見せるというのがいかに大事かと。。。
デザインにつながるところなのですが、まとめ方に困ったら参考になる方法が次の方法。
A 既存のものから自分のイメージに近いデザインを探し出して選ぶ。
B Aを今回の内容に向けて修正し、一貫したイメージでざくっと作り上げる。
C Aの選択に迷う時は、デザイン候補別に複数案を練る。
いままでのものを活用して創るというのが参考にしやすいかなと思う。
新しいものを毎回作るのは大変ですからね。過去の資産を活用しつつ、情報をまとめていく。そういうのが大事なんだろうな。。。
あとは、色の使い方には十分に気を付けていかないと、混乱のもとになる。
この時大切なことは、情報内容と視覚情報を一致させるということです。つまり、「色」と「形」という二種類の視覚情報を付加するわけですが、その二種類が無計画に入ってしまうと、情報の整理をするはずがかえって煩雑な表現になってしまいます。
単純なようだけど、なかなか難しい。。。
「情報を見せる」技術?ビジュアルセンスがすぐに身につく? (光文社新書)
- 作者: 中川佳子
- 出版社/メーカー: 光文社
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