ノーベル賞学者の大村さんの備忘録の中から抜粋された言葉。
その備忘録ももともとこういう意味からスタートされたようです。
何事によらず単なる知識として持っているだけでは役に立たない。肚の中にしっかりと収めなければ本物にならない。言葉や知識は肚の底に収めてこそ行動の規範になると理解しました。
理解って簡単にいうけども、腹落ちするまで考えるのってなかなか難しい。むしろ、そちらのほうが大変だと思います。
書籍を読んでるけど、そこまで腹落ちしたものってそんなにあるのかなぁと思ったりしてます。
読んでて、共感したのは次の言葉。
人生は
ほんの少しの言葉で
豊かになるか 貧しくなるか
決まる
「ありがとう」「すみません」
「おめでとう」「おかげさまで」
一緒に仕事をしている人らと、気を付けているのは御礼は必ずいうということ。あと、自分の非は素直に認める。その二つ。
あとは、自分の手柄とは思わず、誰かのおかげでと思うようにしてます。そうでないと、どこかでギスギスしていきますから。
御礼とか簡単に話せるような関係性を作り上げれれば一番いいんだろうなと思ってます。むしろ、それをしていかないと仕事がやりづらいですし。
今を重ねて、
生ききる
今というところがあるから、先があるというか、今やっていることを積み重ねていくことで未来に繋がっていく。そう考えると、今この一瞬も大事な時間だなと思えてきます。
生ききるってのはなかなか難しい言葉ですよね。自分の人生でやりたいことをやりきっていくという感じも伝わってきて。そこまで自分のやりたいこと、使命のようなものが見つかればいいんですけどねぇ。それを見つけていくのも大事なことなのかもしれない。
年を重ねただけで
人は老いない
理想を失うとき
初めて老いる
若々しいなと思う年配の方がいるのですが、目標があるからなのかなと。やりきれない状況に置かれて、そこに諦めを感じるようになると、老いが一気に来るんだろうなと思うと、やりたい環境に移動することも視野にいれてもいいのかもしれない。
そんなことを思わされます。
書籍自体はあっという間に読めるのですが、そのあと、うーんと考えたり、たまに読み返したりって感じでした。
また期間をあけて読み直していいのかもしれないと思ってます。