Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

趣味

統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門/ダレル・ハフ ~時代を感じるのは事例だけ。~

50年前に出版された本。でも、読んでいて、むしろ今からでも読んでもいいんじゃないかなとも思えてます。 昨今、AIや機械学習が言われることで、データをいかに活用していくか?というのが問われていますが、むしろ、そのデータをどのようにとり、どのように…

なぜ日本の会社は生産性が低いのか?/熊野 英生 ~リスクをいかに取るかなのかも~

日本の会社の生産性が低いと言われてますが、なるほどなと心当たりがあることが多々。 ただ、生産性が低いと言われても、成果を出し続けている企業もあるわけで。 そういう反論をぐっと奥にしまいつつ読んでました。 私たちが目指すべき戦略は、まず「物量重…

言ってはいけない宇宙論 物理学7大タブー/小谷 太郎 ~面白い。まだまだわかってないことが多い~

読んでの感想ですが、タブーというよりも宇宙論にかかわる物理学の疑問点を書いてある本です。 まぁ、タイトルにつられて読んでみたものの、それ以上に今でも解明できていないことがどれだけ多いのか?というのを考えさせられる面白い本でした。 世の中、い…

リーダーの教養書 (News Picks Book)/出口 治明 ~教養ってないなぁ。~

教養ってなんだろうなと。 そう思うことがあります。 簡単に考えれば、知識が豊富でなにかあったら、その知識の中から解決策を導き出して、正しい道筋を立てれる力。そういうものかなと。 ただ、学校の授業で習ったことだけではだめですし、自分から学んでい…

知らなきゃよかった 予測不能時代の新・情報術/池上 彰,佐藤 優 ~なかなか難しい。~

池上さんと佐藤さんの対談本。 この感じのは、3冊目です。 matypoyo.hatenablog.com matypoyo.hatenablog.com ブログを書いていると、自分のブログを少し検索すると、でてくるのはこういうのときにありがたい。 結構忘れてしまうことも多いですから。記憶力…

仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか/鵜飼 秀徳 ~おそろしい話。。。~

廃仏毀釈がテーマのこの本。 明治維新の闇ともいえることかなとも思ってます。 ただ、学校で習ったときにさらっと習った程度で、深くは考えてなかったんですが、この本を読んでいていろいろと思うところがでてきました。 廃仏毀釈 - Wikipedia 明治3年にださ…

仕事論/藤村 忠寿,嬉野 雅道 ~仕事のキャパの話はわかりやすい~

水曜どうでしょうのディレクターの、藤村さんと嬉野さんがインタビュー形式で書いた本。 水曜どうでしょうが好きだから、ついつい本屋で見つけたときに衝動買い。 読んでみての感想は、自分が心地よくなれるところである温泉はどこなんだろう。 藤村さんは自…

名大ウォッチ/辻篤子 ~大学の取り組みが見えて面白い~

ちょっと興味があったので読んでみました。 大学を卒業してから縁遠くなってしまいましたから、といっても現状放送大学もしているから大学とは縁遠くなってはないか。 まぁ、研究の最先端とかどうなってるんだろうと思って。 特に名古屋大学は昨今ノーベル賞…

代ゼミが負け、東進が勝ち、武田塾が伸びる理由 勝てるフランチャイズの極意/竹村 義宏 ~単純なようでいて奥が深い~

予備校の話をメインにフランチャイズの話がなされています。 大手予備校といわれた河合塾や駿台、過去にお世話になった記憶があります。駿台の模試とか受けに行ったもんなぁ。。。 ただ、東進ハイスクールも通ったような。。。記憶があやふやですが。。。大…

日本プラモデル六〇年史/小林 昇 ~誕生してから60年か。。。~

もともとプラモデルというのは、海外からのもの。 海外旅行や出張なりで、買って帰る方がいたらしいのですが、現在では日本のメーカーのものが多くでていることもあるそうです。 むしろ、アメリカのメーカーとかは倒産してしまっていて、少し斜陽の産業なの…

ビジネスパーソンのための近現代史の読み方/佐藤 けんいち ~現在からさかのぼるか。。。~

歴史を学ぶ必要があるとかよく書籍とかで書いてあることがあります。 現状のことを把握・対応していくだけでも手一杯なのに、過去のことまで面倒見切れないと思うことも多々。 ただ、現在というのは過去の積み重ねからできているというのを踏まえると、過去…

入門 東南アジア近現代史/岩崎 育夫 ~なかなか難しい。。。~

東南アジアってあんまり知らないなと。 ニュースにでてきても、どれだけ大事なんだろうと思ったりすることも。 ただ、現状の製造業を考えると、東南アジアに多くの工場をもっていることもありますので、東南アジアのことを知るということは大事なんだろうな…

アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法/平木 典子 ~しゃべり方ひとつで大きく影響するのか。~

アサーションとはあまり聞かない言葉。 本書の冒頭にこのことが書かれています。 「自他尊重の自己表現」、言い換えれば「自分も相手(他者)も大切にする自己表現という意味です。 自分のことだけを大切にするには、相手のことも大切にする。 自分だけいい…

伝わる・揺さぶる!文章を書く/山田 ズーニー ~なかなか書くのが難しい~

ブログを書いたり、仕事で資料を造ったりしていると必要になるのが文章を書く力。 特に、相手に何をつたえたいか?というのを考えながら書いていると、なかなか難しい。 特に、ブログのお題とかは、方向性はある程度わかるけど、具体的になにを書こうかと悩…

撤退戦の研究/半藤一利,江坂彰 ~成功の復讐か。。。~

過去を振り返って反省すべきは反省するべきとよく言われますが、なかなか難しい。 ただ、一度成功をしていても、気づけば斜陽になっている会社もあれば、成功を繰り返している会社もある。 その違いがなんだろうか?と思うところも。 ただ、多くの失敗事例が…

下町ロケット ガウディ計画/池井戸 潤 ~あきらめたらいけないのかな。~

下町ロケット。 昨年末に最新作のドラマがありましたが、相変わらず佃航平の活躍を見つつ、ひとつ前の作品であるガウディ計画の本を読んでみました。 やっぱり、読んでて思うのは、佃航平は熱いですね。熱すぎるくらい。 このガウディ計画。心臓の人工弁の開…

不倫/中野 信子 ~こういう本を出すのって勇気あるなと思う~

一度この本を本屋でみかけたときに、衝撃的なタイトル。 興味はあれども購入は一度見送り。そのあと電子書籍でたまたま見つけたので、まぁいっかと思って購入。 たしかにマスコミで不倫の報道とかを面白おかしく報道されるのを見ていると、してはいけないも…

貧乏するにも程がある 芸術とお金の“不幸"な関係/長山 靖生 ~自分らしく生きるのってあこがれます。。。~

自分らしく生きたいという想いをもつことがあります。 ただ、現実的に考えると、それは無理だなとも。食うに困るし、そのあと金のやりくりに困ることになりますから。 それなら、どこか心の中に折り合いをつけていって、現実を受け入れていく。そういうのが…

残業学 明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?/中原淳,パーソル総合研究所 ~がんばりすぎてもつらいんだよね。。。~

昨今言われている働き方改革。 その中で言われてくるのが、いかに残業を減らすか? ただ、残業を減らすとなると、どうしても残業を減らすということに着目してそれが主体となっていってしまいます。 そうなると、残業を減らしてしまうけど、仕事は残っていく…

医者とはどういう職業か/里見 清一 ~働きすぎだろと思ってしまう~

医者というとすごい職業という感があります。 社会的地位もあり、高い給与をもらい、さらに学校の成績も優秀。そういうのを見ると、仰ぎ見てしまうところも。 ただ、病院の医師の勤務状況を知ったとたん、その経緯もむしろふっとびましたけど。 最近、研修医…

〈生命〉とは何だろうか――表現する生物学、思考する芸術/岩崎 秀雄 ~ゴールははるか先なんだろうなぁ~

生命ってなんだろう。 それに近づいていくためのアプローチが生化学。 生化学は、文字通り生物に関する科学的アプローチ一般を意味します。 この目的と言うのが、生命が何かを解明していくこと。その行く先にあるのが生命を作るということ。 生命がどのよう…

戦争の日本古代史 好太王碑、白村江から刀伊の入寇まで/倉本 一宏 ~歴史って面白いな~

日本の古代の戦いの歴史を見ていくと、意外と知らないことが多いなというのが印象。 表面的に言葉を知っている程度なんですよね。どうして、物事が起こったのか?というのを知らないことが多い。 本書の最後に書かれている、刀伊の入寇に加えて、元寇のこと…

だまされない〈議論力〉/吉岡 友治 ~「人それぞれ」はシャッターしめてるのか。。。~

仕事の上で、議論をすることも多少なりともあります。 仕事の進め方やら、データの解釈の進め方とかで。 ただ、どうも議論がかみ合わないこともありますし、うまくはぐらかされることも。 ここいらのコミュニケーションがうまくいかないから、仕事がうまく回…

なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか/想田 和弘 ~ものを作るのって難しいですねぇ~

ドキュメンタリーの作り方というか、作者のこだわりというのを「Peace」という作品を作っていく過程を書いている本。 ドキュメンタリーって結構好きなので、見ることがありますが、それでも台本とかあるだろうなと思ったりすることが多々。それに、ドキュメ…

歴代征夷大将軍総覧/榎本 秋 ~日本史は奥が深い。。。~

征夷大将軍の歴代の実績を書いてある本。 有名な源頼朝や徳川家康とかは知ってはいますが、他の人はあんまり知らないことが多々。 ただ、学校でならったのは、最初の征夷大将軍は、坂上田村麻呂とならったのですが、実際は大伴弟麻呂という人だそうで。 「誰…

結婚さえできればいいと思っていたけど/水谷 さるころ ~答えってなかなかないよなぁ。~

作者の経験の上に書いてあることはいろいろと参考になることがあります。 読んでて思うのは、何のために結婚するの?というのをふと立ち止まって自分自身に問いかける必要があるのかなと。 ただ、結婚は勢いというのもあるし、ぶつかりながら新しいものを築…

信長になれなかった男たち (戦国武将外伝)/安部 龍太郎 ~なかなか奥が深い。~

戦国時代ものは好きなので、手あたり次第に読むことが多いです。 様々な人物が戦国時代にいたのだなと思わされます。 武田信玄が日本海に向かって、信濃を攻略していったのは、領国というよりも交易ルートを確保するという狙いがあったようです。 塩がほしい…

新装版 坂の上の雲 (4)/司馬 遼太郎 ~近代の戦いの凄惨さ。。。~

日露戦争の最初の海戦ともいえる、黄海海戦。 ロシアの旅順艦隊と日本艦隊の戦い。 旅順要塞に閉じ込めていたのに、とびでてきた旅順艦隊に翻弄されてうまく戦うことができなかった。 もとい、もともとの戦略である全滅をさせることができなかった。 このこ…

科学の知恵 怒りを鎮める うまく謝る/川合 伸幸 ~上手な謝罪か。。。~

仕事でもプライベートでも、謝ることが大事になることが多々。 変な謝り方をすることでより激怒されることも。。。 うまい謝罪ってなんだろうなと。 わたしたちが考えるほど謝罪に効果はありません。不適切な謝罪では怒りは収められないのです。それどころか…

新装版 坂の上の雲 (3) /司馬 遼太郎 ~方向性があっているのがすごいな。~

ついに日露戦争が始まる。 その始まる前に、子規がこの世を去ってしまう。 子規の成し遂げたことを考えると、かなりのボリュームのことを成し遂げていたのだなと思う感もありますが、冷静に考えると、30過ぎでなくなっているわけですからね。。。 この短い…