ボッコちゃん
知り合いに薦められて読んでみました。
ショートストーリーが続いていくためわかりやすく、また短い時間で読めるので空き時間に読めて非常によかったです。
ただ、話の内容に必ずオチがついているのが非常に面白く、また考えさせられる内容でした。
難しい話はないし、人の欲望やら感情やらから始まる話がぽんぽんと進んでいくのに、最後にしっぺ返しや考えさせられる内容になるというのがよかったです。
なんかありきたりな説明になっちゃいました。
一番印象的なのが
「ゆきとどいた生活」
という話。
寝てても、機械が勝手に身支度を整えてくれて会社まで連れて行ってくれるという話なんですが、オチがすごくて考えさせられます。
たしかに、機械が自動でいろいろやってくれるのもいいんですが、本当にそれでいいのかなぁって思いました。

- 作者: 星新一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1971/05/27
- メディア: 文庫
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