日本の風俗起源がよくわかる本
興味があって読んでみました。
普段気にしてないけど、当たり前のこととして習慣づいていることについて、いろいろと書いてあります。日本という国いや、風土の特徴がよくわかるというかなんというか。
読んでて、おっと思ったのは、お母さん、お父さんなどの「お」、「くん」、「ちゃん」などの由来についてでした。普段あたり前のように、使ってる言葉がなまったという感じになってて、本当の意味はもっと深いというのが新鮮でした。
(あとは、結婚に関することも面白かったです。昔は、通い婚だったり、夫婦別姓だったりといろいろと勉強になりました。夫婦同姓にしたのって、江戸時代くらいかららしい。しかも、それって便宜上みたいな形で、はじまったみたい。昔は、正妻のほかに、妾とかいましたからねぇ。そして、民の習慣となっていたのを明治政府が採用して、現在の夫婦同姓となったそうな。それと、いまって、結婚したら、大抵、男性側の姓を名乗りますが、実際のところ、別の姓名乗ってもいいらしいですねぇ。いろいろと面白いなぁと思いました。)
普段の生活で当たり前になっていることは、実は掘り下げていくといろいろと面白いことがあるんだなと木津かさせてくれた本です。
ただなぁ、一般の人向けではないのは確か。
- 作者: 樋口清之
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2007/06
- メディア: 単行本
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