エッセイ集です。
なんですが、
疲れます。
軽い気持ちで読めません。
ただ、一箇所すごいためになること書いてました。
料理話の個性という話で、「型」の話を書いてあったんです。
型を習うのもいいけれど、
習った型に満足して、それに安住すると
正しいだけで、そこからにじみ出てくる力、美、色合い、においとかがなくなる。そうならないためにも、できるだけ早く型を抜け出さないといけない。
って内容が書いてあって
あー、そうかもなぁと思わされました。
ひとつの形に安住すると、楽なんですが、
そこに満足すると、成長もないし、個性がなくなるんですよね。
それなら、いっそのこと、型を習わずに、自分なりの型を目指せばいいんじゃないかなって。最終的にたどり着いたところが、習う型であっても、それでいいんじゃないのかなぁと。そこまで苦労しただけ、自分だけの色合い、力強さ、美を備えられるし、臨機応変に対応もできる。
こういうことを考えさせられました。
はは、本の内容書いてねぇ。
- 作者: 北大路魯山人,平野雅章
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2008/04
- メディア: 文庫
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