Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

魯山人の美食手帖

エッセイ集です。

なんですが、
疲れます。
軽い気持ちで読めません。

ただ、一箇所すごいためになること書いてました。
料理話の個性という話で、「型」の話を書いてあったんです。

型を習うのもいいけれど、
習った型に満足して、それに安住すると
正しいだけで、そこからにじみ出てくる力、美、色合い、においとかがなくなる。そうならないためにも、できるだけ早く型を抜け出さないといけない。

って内容が書いてあって
あー、そうかもなぁと思わされました。

ひとつの形に安住すると、楽なんですが、
そこに満足すると、成長もないし、個性がなくなるんですよね。
それなら、いっそのこと、型を習わずに、自分なりの型を目指せばいいんじゃないかなって。最終的にたどり着いたところが、習う型であっても、それでいいんじゃないのかなぁと。そこまで苦労しただけ、自分だけの色合い、力強さ、美を備えられるし、臨機応変に対応もできる。

こういうことを考えさせられました。

はは、本の内容書いてねぇ。

魯山人の美食手帖 (グルメ文庫)

魯山人の美食手帖 (グルメ文庫)