墨子
読んでますが、あまりにも内容が難しくて
よくわかりません。
うーん、ギブアップ。
墨子自体は興味があって読み始めたのですが、
なかなか難しい。
ただ、読んでて思ったのは、結構論理的に物事を考えてるんだなぁってこと。
論理的に考えすぎて、自分らの信仰と矛盾している箇所があって、そこらが苦しいところなんだなぁと思えてきました。
読んでて一番面白かったのは、葬式絡みのところ。
葬式、喪というのを豪勢にすればするほど、家、国家が弱っていくというのはすごく納得。
葬式は質素に、喪もほどほどってのが大事なのかもしんないなぁと思わされました。
あと、もうひとつ。
A:誰もしらないところで行動し、解決してしまう。そのため、英雄視されない。
B:みんなの前で行動し、解決する。そのため、英雄視され、みんなにちやほやされる。
ただ、どちらがいいかというと、周りの人がいらぬことに気をまわす必要がなく生活できる環境を作ってあげれる人、つまり本当の功労者ってAなのかもしんないって思えます。
問題を問題になる前に、事前に察知し、対処するという至極当然の考えなのですが、こういうのができる人って、やっぱりなかなか認めてもらえないのよねぇ。
そこが世の中の不思議。

- 作者: 浅野裕一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/03/10
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (20件) を見る