蜘蛛の糸 杜子春
どれも名作の短編集。よめば、すぐ終わる内容が多くて、いいですね。たいだいすべて読んでも40分弱。
読んでて思ったのが、どれも内容が深い。自分のことだけを思ったことで救われなかった:蜘蛛の糸。親のことを思うことで失敗し、仙人になれなかった:杜子春。自分の身かわいさに仲間を救えなかったために罰を受けた:白。などなど。どれも、自分のことだけを考えていくと、結局はダメなんだという話。
こういうのが子供向けといわれるんだけど、十分大人がよんでも感じるものがあると思うんです。

- 作者: 芥川龍之介
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1968/11/19
- メディア: 文庫
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