Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

サブウェイ123

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面白かった。展開がスピーディでどんどん進んでいく。その上に、序盤、犯人(ジョン・トラボルタ)と交渉役ガーバー(デンゼル・ワシントン)が会話中にまいた伏線をうまく回収していくのがいい。終わり方は、賛否両論ありそうだけど、なんつうか個人的にはありだと思った。あれはいい含みで終わらせてるって思った。ちょっと深く考えてみないと、なんで?って感じになるのかも。
本音を言うと、もう少し市長との絡みの話をやってほしかったな。あと、展開がところどころ飛ぶ感じがあったけど、編集で落としたのかなぁ。もう10分くらい長くてもいいから、話を掘ってほしかった。

以下ネタバレつーか、最後のところの考察
犯人が最後、ガーバーに殺されるわけですが、そのとき殺せって言ってるんですよね。なんつうか、生き延びようという試みをしないというかなんというか。
もともと、犯人は死に場所を探してたんじゃないかな?って思ってます。ただ死ぬだけだと意味がない。最後に、恨みのある市長を痛めつけ、そして愛する人に遊んで暮らせるくらいの金を用意してあげようと考えて。(生き延びれる可能性があるなら、生き延びるけど無理なら....)。
電車の中で、会話しているときに人の罪という話がたびたびでてくるんですよ。ガーバー自体も汚職という罪をもっていたけど、それを救ってやろうという気持ちがでてきたんじゃないかな。自分と同じ感じがしたんだと思う。だからこそ、オレを殺せ、そうすればお前は救われる。復職できると言ったんじゃないかな。なかなか行動に移らないガーバーに決心させるために、時間を決めてガツンと。
なんかそんな感じを受けた。悲しい罪を背負った人間が、ある種最後の生き方と死に場所を求めた結果なんじゃないかな。
って、思えた。以上。