Otra célula del cerebro

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ビッグデータ入門 新しい儲け方がわかる本

最近、ニュースでビッグデータという言葉をよく耳にするようになってきたが、実際にどのように活用されているか?そのビッグデータがどのようなものか?が気になっていたので、読んでみました。

 

ビッグデータというと漠然とした感じがしますが、本書を読んでみて、自分の解釈では、次の2つに分けれそうです。

①個人々々の行動パターンや購入履歴などを、一般データ化したものみたいです。このデータを分析して、仕事に活用していく。このデータはいたるところで採取されていて、たとえばHPの閲覧時間や履歴、購入したものとかも対象となっています。

コンビニ、飲食業、ホテル業などのサービス業に近い産業はこの切り口での活用が多い感じがします。

②個人々々のデータ(行動パターンや購入履歴等)を取得し、個人々々へ最適なアプローチを行う。

例としては、車のディーラーの購入した客に対する対応に活用したり、女性下着のオーダー、車の居眠り防止装置など。個人に対する一品一様の対応に活用といった感じですね。

この本は①、②をごちゃ混ぜ的に書いてあるので、わかりづらい形になってる気がします。

もう少し体系的にわけていってもいいのではないか?と思います。

 

特に①の内容については、異業種や別の切り口で見ることで新しい商売が発生していく可能性があるわけですから。

データをとっても、その切り口をたくさん用意できなかったら、意味がないですからねぇ。やはり、いろいろと仮説を立てて、データを検証⇒実行することが大切なのかもしれません。

 

とはいえ、いろいろなビッグデータ活用例を書いてあるので、見てて面白い感じがします。

コンビニもターゲット層にあわせて、店内のモノの配置やおいてあるモノを変えてあるみたいですから。