聖女の救済 読了
ガリレオシリーズは面白いのでついつい読んでます。
読んでて、思ったのは、女性って怖い。
人をものすごく愛していたからこそ、それを信じて、そして自分にもそれを試す意味でトリックを仕掛けたんだと思う。
それが、ものすごく用意周到で普通なら考えられない。いつでもトリガーを引こうと思えば引ける、いや、引く必要はないのか。引いてあって、それを放すだけだったんだよなぁ。
ただ、原因を特定していく中で、面白いと思うのは、科学技術の進化ですね。シンクロトロンを使って分析に役立てるという。。。
確かに捜査で使われた例はあるみたいですが、それをもってきてるのがねぇ。ガリレオシリーズらしいのはここかなぁと思います。
シンクロトロンのSpring-8には、いったことがあって、Spring-8はものすごく大きいんです。一つの山の周りを取り囲むように加速器が設置してあって。移動するには自転車がないと移動しきれないとも言われてますし、それもその通りだと思います。
まぁ、周りには何もないし。。。
ただ、使うとするには、かなりの費用もかかる上に、基本世の中に論文とかで公開する必要があるので、使いどころは難しいのかなぁと思います。
それと、放射光を使うので、放射線に関する講義を受けないと中に入ることもできませんしね。行くことがかなり面倒です。。。
とはいえ、ごく微量なことを分析するのは、こういうのしかないですからねぇ。。。なかなか使いどころが難しいんですよねぇ。。。既存技術でいけるところまでいって、難しかったら、シンクロトロンに望みをかけるというところでしょうか。。。
と、科学的なことを少し書いてみました。