Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

新版遠野物語/柳田国男

遠野物語岩手県遠野市にて伝わる民間伝承についての本です。前半は、昔の言葉でかかれていてよみづらかったんですが、後半部分は現代の口語調で書かれており、非常によみやすいです。

 

ここでかかれている話は、有名な話が多い気がします。ただ、読んでると、結構怖い話もでてきてますし、なかなか読み進められなかったです。結局、ちまちま読んで、しばらく放置してで、結局3ヶ月くらいかかって読み終わりです。

 

自分の認識と違ったものの中の一つとして、次のがあります。

座敷童子は、小さい子どもの妖怪?という感じで思ってましたが、実際のところ、いるところは富み、いなくなるとその家は没落するということだそうです。

 

思いのほか、こういう話が苦手なのか知らないことが非常に多かったです。いや、それ以上にこういう民間伝承というのは、最近聞かなくなっているのが原因なのかもしれません。

最近では、妖怪といえば、ジバニャン、コマさんみたいに妖怪ウォッチのおかげで妖怪というものに対してのハードルが下がっていってる気がします。なんでも、妖怪のせいにしたり。。。

民間伝承で怖い話が多いのは、戒めというのもありますが、妖怪ウォッチを入り口に民間伝承のようなところへ入っていく人が増えていけばいいのでは?と思ってます。

 

自分は、怖い話はあまり得意ではないので、こういう話はなかなか読まないのかなぁと思います。それでも、水木しげるさんとか、柳田国男さん、さらには、京極夏彦さんあたりは読んでみてもいいのかもなぁと思います。

ただ、京極夏彦さんの本は長すぎて心がきっと折れる。。。。

 

遠野物語―付・遠野物語拾遺 (角川ソフィア文庫)

遠野物語―付・遠野物語拾遺 (角川ソフィア文庫)