Otra célula del cerebro

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トコトンやさしい溶接の本/安田克彦

溶接というのが、たまに仕事中にキーワードとして、とびかかってくるので、少しは知識を増やしておきたいということで、わかりやすい本シリーズを購入。

 

溶接というのは、いろんなところで使われています。

溶接は、造船などの重厚長大産業の基盤技術だけでなく、現在の花形産業である自動車、携帯電話を中心とする情報産業機器分野、半導体やその製造分野でも欠かせない技術となっています。

といっても、本の表紙のようなマスクをもって火花バチバチというのは、ある程度大きなものになってしまいます。

携帯電話とかであれば、はんだ付け、抵抗溶接、ワイヤ・ボンディングとかが主流になってますね。

      はんだ付け - Wikipedia

      抵抗溶接 - Wikipedia

      ワイヤ・ボンディング - Wikipedia

この本読んでて、ある程度はしっているところが多かったので、基本の振り返り程度にはなっていたかと思ってます。図解が多くてわかりやすいですし、イメージが湧きやすい。

やはり、図示化というのは、わかりやすくていいですね。ちょっと不明なところでも、図示化されることでわかりやすくなる。表層的な理解かもしれませんが、よくわからんなぁというよりも、ちょっとわかった気になるというのが大切なのかもしれません。

 

参考になったのは、第6章と第7章。

   第6章:いろいろな材料の溶接と溶接設計

   第7章:溶接施工とその管理

 

仕事で使えるというか、必要とされるのはこの2つだろうなぁと思えます。溶接の欠陥をどう気付くか、その原因はなにか?どう対処するか?など、初歩的なことですが、書いてあるのがいいです。

ものづくりの上で、欠かすことのできない技術ですから、当たり前だとは思わず、知識として身につけ、実践できるようになっていきたいものです。

 

トコトンやさしい溶接の本 (B&Tブックス―今日からモノ知りシリーズ)

トコトンやさしい溶接の本 (B&Tブックス―今日からモノ知りシリーズ)