Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

35歳までのお金の教室/小宮一慶 ~お金を稼げるようになるには、自分が成長し、周りに認めてもらい、仲間や応援者を多く作ること~

なぜ、35歳までか?

 

タイトルを見て、読んでの感想で、真っ先に頭に浮かんだ疑問点。

本の内容としては、お金に関することというよりも、むしろ仕事に対する心構えを説いている。ならば、「35歳まで」としばる必要がないのでは?と思える。

 

お金を稼げる人というのは、気付きの力があり、自分の想いがある人だそうです。

社会の関心事に気を配り、社会・他人の困りごとを察知し、それを解決する方策を用意でき、世の中へ提供できる人。それを実現するためにも、自分自身が成功している人たちから、期待される人、お金を使ってもらえる人になれれば。

そう考えると、自分に強い想いを持つ人は、40歳でも、45歳でもいいと思う。年齢で考えると、時間がないことを言い訳としますから。

過去の習慣等を考えると、時間が長いほど経験という重みが人が自ら変えるのを邪魔する。だから、余計時間を前にもってきたいのだろうと思う。

 

ただ、こういう言葉もあります。

・呉下の阿蒙:呉下の阿蒙 - Wikipedia

・男子三日会わざれば刮目して見よ:男子三日会わざれば刮目して見よ

三国志の呉の呂蒙という武将が、一念発起して武のみの武将から、知勇備えた文武両道の武将へと変貌した逸話からです。

人間変わろうとすれば、変わっていける。ただ、それをするためには、ものすごく強い意志をもち、行動力がいる。そこまでやるには、力が必要ですが、なかなか難しい。

若さという力も加えて、変化するということができるのかもしれません。歳とってくと、しがらみも増えて、変化しづらくなっていきますから。


35歳というのは、自分が変化し、周り(上司)に認めさせて、成果をだし、出世し、その見返りとして報酬を得るのに必要な時間を十分に取れるからだと思う。だから、45歳から変わっていこうとしても、どこまでやれるのか?道半ばとなるのでは。だから、35歳なのかな?と思う。 

 

お金に関してのところは、過去に読んだ本に書いてある内容とほぼ同じであったので、個人的には興味が乏しかったです。

特に、現在の状況を知り、目標を設定し、そこからどうやっていくか?というプロセスは、以前読んだ本や雑誌でよく書かれていること。

いや、仕事のところも、同じことが多々書かれていることを踏まえると、なかなかできないことだからこそ、何度も繰り返し本にでてくるのでは?。

繰り返し出てくるということはある程度ニーズがあるということ。それを適度に出していくことで、その時々にあわせて、でも本質は変わらないということになるのでは?と思えてきます。

 

ただ、気付く力をどう身に着けるか?それが今一番知りたいことなんだけどなぁ。。。

 

あと、仕事に関して書いてあるところで、効率化して仕事を早くできるようになったら、どうするか?というのを書いてました。

できる人は、空いた時間で新しいことをはじめるそうです。

その新しいことをやる準備をいかにするか?それも大切なことなのかもしれません。