Otra célula del cerebro

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三国志読本/宮城谷昌光 ~歴史を知るのも勉強であり、人生に活かせるもの~

三国志12巻完了を受けて、発刊された本。宮城谷昌光さんと著名人の対談が面白い本でした。

対談を読んでて思うのは、各々の方が自分なりの解釈をもって、いろいろと勉強し、そしてそこに自分の経験や知識を織り交ぜている。なかなかできることではないですが、そういうことができるようになれるといいなぁという願望があります。

そのためには、それなりに準備して、知識を整理しないといけないでしょうね。人によっては、歴史小説を読む際に、近隣の状況を把握するために、別の本を読んで復習したり、地図をみたり、ノートにまとめてみたりとしているようですから。

 

対談者11名の中で印象的な人は、次の通り。

この中で印象的だったのは、吉川晃司さん。歴史に関しての造詣が非常に深い。どこかアーティストは、音楽には詳しいけど、歴史のようなところは。。。と勝手に思ってたところがあり、衝撃的でした。

しかも、日本じゃマイナーといってもいいほどの中国史に詳しいという。。。好きな言葉が、「知る者はいわず、言う者は知らず」という荘子というのがすぐでてくるあたりすごい、この人何者?と思えてなりませんでした。

そういえば、吉川晃司さんといえば、下町ロケットの財前役で好評だったなぁ。。。ああいう人になりたいと思えます。

と、話がそれました。

 

白川さんの話も漢字の成り立ちや意味から話をしているのがいいですね。「道」の意味とか怖いし。。。

タイミングを見て、白川静さんの書籍に手をだしてもみようかと思います。漢字は日頃使うのに本当の意味とかあまり知らないところもありますし。

三国志読本

三国志読本