ロストシンボル(上)/ダン・ブラウン ~ラングドンは災難続きな気がしてならない~
ダン・ブラウンは好きなので、ちょくちょく読んでます。名画や秘密結社やコンクラーベとかまことしやかに語り継がれることを題材に、話を組み立ててあるあたり非常に面白い。
どこかしらSF的なところもありますし。
本作品では、フリーメイソンが題材となってます。
ちょこっとGoogleさんのお世話になると、でてくるでてくる。
この秘密結社という怪しい響きが、また話を興味深くするんですよね。ダン・ブラウンの作品はよく人をひきつけるものを題材にしているなぁ。
主人公であるラングドンは、かわいそうにも事件に巻き込まれます。のろわれてんじゃないのかな、この人。日本なら、周囲から確実に「お前、御祓い行ったほうがいいぞ。しっかり祓ってもらえ」といわれるだろうなぁ。
海外に御祓いの文化あるのかな?と思って、少しGoogleさんで調べてましたが、なかなか見つからない。どうも日本みたいなのはないのかなぁ。
どちらかというと、悪魔祓いで検索したほうがよかったのかも。
欧州だと、エクソシストがその悪魔祓いをしてくれる人になるのかな?
さて、本の話ですが、なかなかショッキングな展開です。
フリーメイソンの最高位である歴史学者のピーター・ソロモンに代理を頼まれたラングドンが、ワシントンDCにいき、連邦議会議事堂の<ロタンダ>にいくと、ソロモンの右手首が。。。
そこから始まる暗号解読が始まっていくのですが。。。
読んでて、はらはらしますね。マラークの狙いはいったいなんなのか?そもそも何者なのか?
読んでて、どんどん話に引き込まれていきます。
ラングドンがソロモンに託されたものはいったいなんなのか?そして、それがどう話に絡んでいくのか?そして、フリーメイソンの秘密も暴いていくんでしょうし、中巻、下巻が気になります。

- 作者: ダン・ブラウン,越前敏弥
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/08/25
- メディア: 文庫
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