四国八十八ヶ所。総延長約1200kmの歩き遍路について書いた本。
八十八ヶ所を一気に回るのではなく、細切れに刻み遍路でいってます。
だいたいってのがなぁ。どうでしょうみたいにどっかやめた!ってのもないし、しっかり書かれているのを見ると、すごいなぁというのと面白そうだなぁと思うことがあります。
過去に、四国八十八ヶ所や西国33観音は、自動車や電車を駆使してまわったことがあります。電車等をつかったときは駅から歩くというのをやってましたが、なかなか楽しかったです。ただ、歩きで通すというのがね。。。
四国遍路自体、歩き出回ると2ヶ月強かかるといわれてます。その間、休憩もありつつですが、一日30~40キロ歩いていくということがすごい。自分なら確実に足に豆ができて、さらにひざと腰をやります。そして、強制退場か心折れて帰るかのどちらか。。。
歩いていくと慣れるともいいますが、それでもそのことをやるという覚悟がすごい。
歩いていくと心境の変化というのもあるんでしょうかねぇ。ただいろんな人がいろんな想いをもって、ときには励ましあい、近況を語らいといろいろなしがらみをなくしていって、素の自分を出して、自分を見つけているような雰囲気があるのを受けます。
そういう自分探しというのもいいのかもと思うことがあります。ただ、今のままだと厳しいなぁ。仕事がありますからね。2,3ヶ月休むわけにもいかないですからねぇ。
読んでて思うのは、歩き遍路の人たちが道に迷わないように様々な標識や道しるべがたっているのですが、それを維持している方がいるんだよなぁってことです。
こういう地元の方々の想いがあって、四国八十八ヶ所は続いているのだなと思わされます。ただ、札所間が開いているところでは、案内が必要最小限になり、極端に少なくなったりしてることがあるということでしょうか。
最近は、スマホ等あるから迷いづらくなってると思います。
歩き遍路はさておいて、もう一度暇ができれば四国八十八ヶ所やら、西国33観音あたりをまわってもいいのかもと思いますね。
旅行の目的にもなりますし。。。